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1月8日[その日の暦]

 
   ヒメオドリコソウ (シソ科) Lamium purpureum

どこにでも生え抜いても抜いても生えてくることから,なんとなく嫌われている気の毒な野草がある。地方によっては,ヒメオドリコソウもそんな野草ではないだろうか。ヨーロッパ原産の帰化植物である。
幸い愛知県では稀というほどではないにしても,関東や東北などと比べるとずっと数が少ない。東京を歩くと都市の空き地にも群生していて驚かされる。愛知県東部の気候が東京に比べてそう大きくちがうとも思えない。ヒメオドリコソウに限らず,帰化植物のはびこり方も地方によって微妙なちがいがあるのはおもしろいことである。
花期は早く冬のさなかから咲き始めているので,霜の降りた朝はかっこうの被写体になる。

【見わけ方】
同じようなところに生えるホトケノザはよく似ているが在来種。花冠が長く葉は半円形で茎を囲むようにつく。
両者の中間的な感じのものに帰化種のモミジバヒメオドリコソウがあり,最近各地で散発的に見つかっている。

【ひとくちメモ】
ヒメオドリコソウは越年草。越年草というのは,発芽から開花結実までが1年以内で,秋から春を生活のシーズンにしている植物を指す。しかし,実際には,秋のうちに開花してしまうものや,春になってから芽生え5-6月頃開花してしまうものなどもあるようだ。越年草とは,秋冬型の一年草と言い換えることもできる。
2003年3月11日 愛知県南設楽郡
キャノンEOS-1Ds  タムロンSP90mmF2.8 f16 絞り優先オート(+ 0.33)  2秒 ISO100 AWB sRGB

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