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12月21日[その日の暦]

 
   リュウキュウコスミレ (スミレ科) Viola yedoensis var. pseudo-japonica

奄美や沖縄ではスミレといえばこのリュウキュウコスミレである。本土のノジスミレに似ているが,全体に無毛。冬も葉が枯れないため,花が咲いているときもノジスミレの夏葉のような形の葉を出している。
初めて沖縄に行った時には,スミレの花期が分からず,最初に空港近くの路傍で実をつけたリュウキュウコスミレを見つけて,「来るのが遅かったか」と落胆した。しかし,リュウキュウコスミレの花期は長く,個体や環境にによって,数か月間の花期の幅があり,さらに同じ個体でも何ヶ月も次々と花が出てくる。
結果として,写真のようにはじけたさく果と花が同じ個体に見られることもめずらしくない。
本土でもスミレが秋に開花していることがあるが,沖縄など暖かい地方ではそれが冬中続いて,春の花期との境目がないと考えてもいいだろう。
冬中スミレが咲いているとは,なんとうらやましいところだろうか。そろそろ常春の南の島が恋しくなる季節である。


2003年11月26日 鹿児島県奄美大島
キャノンEOS-1Ds タムロンSP90mmF2.8 f5.6 絞り優先オート 1/ 180秒 ISO200 AWB AdobeRGB

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