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1月29日[その日の暦]

 
   オオマルバコンロンソウ (アブラナ科) Cardamine arakiana

絶滅危惧種である。2000年版の環境省レッドデータブックには,宮崎県や徳島県の情報もあるが,宮崎県のものはその後,誤認だと判明した。徳島県は現状不明とされている。
兵庫県などの記録のある場所を訪ね歩いてみると,マルバコンロンソウしか見つからないことが多かった。特にやせたマルバコンロンソウは複葉の側小葉の数が少なくなり,一見オオマルバコンロンソウにそっくりになることがある。
確実な自生地は中国地方の2-3ヶ所ほどではないだろうか。いずれも里山なので先行きが心配な植物である。日本特産種なので,日本から絶滅することは,地球上から姿を消すことを意味する。

【見わけ方】
マルバコンロンソウに似ているが,長角果が無毛である点がもっとも確実なポイント。複葉は普通側小葉が1対だが,2対以上のこともある。また,マルバコンロンソウは葉柄の基部に耳状の付属体があり茎を抱くことが多いが,オオマルバコンロンソウには常にこれがない。
詳しくはマルバコンロンソウとオオマルバコンロンソウ(会員のみ)へ。

【ひとくちメモ】
1936年に記載されたオオマルバコンロンソウのタイプ地は京都府だが,現在では京都府からは絶滅したと見られている。
2000年4月14日 岡山県
ペンタックスZ-1P タムロンSP90mmF2.8 f4.5 絞り優先オート(-0.3) フジクローム・プロビア100

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