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2月2日[その日の暦]

 
   ミチタネツケバナ (アブラナ科) Cardamine hirsuta

人の心は変わっても,野に咲く花は古代から同じように咲いている,と思いたいところだが,実はそうでもない。もともと日本にあった野草がいつのまにかよく似た帰化植物にとってかわられていることがある。
ミチタネツケバナも比較的新しい帰化植物である。ちょっと古い図鑑には載っていないことが多いので,タネツケバナだと思って見ている人も多いのではないだろうか。1980年ごろから急速に増えたようである。
タネツケバナよりも乾いた環境に多く,都市の道端で見かけることもある。好みの環境が違うことも幸いして,タネツケバナを駆逐しそうな勢いはないが,現在では地域によってはごく普通の帰化植物になった。
さらに,よく似たコタネツケバナもあるというが,よく似ていて未だにきちんと識別できないでいる。

【見わけ方】
タネツケバナは,多くの場合茎に毛が生えるが,ミチタネツケバナは茎や葉がほとんど無毛で,葉柄の基部付近に,ごくまばらな散毛だけが生える。
また,茎葉の数が極端に少なく小型。
花序は小さく,長角果が茎に沿って直立し,花が長角果に囲まれるように咲く。
タネツケバナよりも乾いた環境に多く,都市の道端などでも見かける。
詳しくはタネツケバナの仲間(基本編)(会員のみ)へ。

【ひとくちメモ】
コタネツケバナといわれているものは,タネツケバナによく似て,茎葉が多数あり,種子に翼があるという。
2000年4月12日 兵庫県氷上郡
ペンタックスZ-1P タムロンSP90mmF2.8 f5.6 絞り優先オート(-0.3) フジクローム・プロビア100

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