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4月27日[その日の暦]

 
   トキワイカリソウ (メギ科) Epimedium sempervirens

日本海側と太平洋側によく似た種類が対応するように分布していることがある。イカリソウトキワイカリソウもそういった対応種の関係にある。
もっとも大きな違いは,冬に地上部がすべて枯れてしまうイカリソウに対して,トキワイカリソウは春まで葉を残していることである。
寒さの厳しいはずの日本海側の方が,冬に葉を残すとは不思議な気がするが,少し考えてみると納得できる。
冬の間雪に埋もれるという環境は,植物にとって厳しいようで実は一定の温度,しかも0度近くで保たれていて,とても安全な環境なのである。まずは,葉を越冬させやすい環境であることがひとつ。
そして,もうひとつの要因は,遅くまで雪が残っているがために,雪どけすぐに光合成を始められる越冬葉は,豪雪地帯では都合がいい。ぼやぼやしていると,落葉樹林の梢の葉は緑がどんどん濃くなり,林床までほとんど光が届かなくなってしまうから,早く光合成する必要があるのである。
そんなこともあって,雪国には比較的常緑の草本植物が多い。
しかし,トキワイカリソウもすべての個体が越冬葉を残すわけではなく,完全に枯れてしまう個体もあるようだ。

【見わけ方】
太平洋側に生えるイカリソウは越冬葉がない。
詳しくはイカリソウの仲間(会員のみ)へ。

【ひとくちメモ】
トキワイカリソウの花の色は,東日本では白色が,西日本では赤紫色が多い。
2003年4月23日 新潟県栃尾市
キャノンEOS-1Ds  シグマ24-70mmF2.8 f5.66 絞り優先オート(-0.5)  1/ 64秒 ISO100 AWB sRGB

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