いがりまさし ギターストーリー
ジョンソン JO-27N

入手
The1212は結成しばらくは、カラオケデュオだった。 ギターの腕は錆ついて、再び動きそうにもなかった。古いラリビーもあったが、風呂上がりに手にとるには高貴すぎるし、リペア前のラリビーは弾いていても楽しいギターではなかった。そんな時、高校の先輩(いがりまさしが生まれて初めて、人前で演奏したバンドを一緒にやってくれた先輩である)が、「いがりくん、ギターいらんかね」と届けてくれた。この先輩は、楽器のコレクション壁が昔からあり、今までも、楽器を買ってしまったが、家に持って帰れないので、預かってほしいと頼まれて預かったことがなんどかあった。今度も、そんなふうに、先輩の家にあるいらなくなったギターをくれるんだとばかり思って、「ほしいほしい!」と手を挙げた。しかし、届いたギターは、なんと新品。ジョンソンというのはしらないメーカーだったが、弾いてみると音はかなり良い。その時のリペア前のラリビーと比べると、ずっと抜けの良い感じだ。

演奏
そんなわけで、The1212はこのギターでスタートした。タイプは、マーティンOOO-28EC。減のテンションがやや緩いので、ジャラーンという音も出るが、ハイフレットの高音は伸びる。音量は、所有するギターの中で一番かもしれない。
残念ながら、まだ新しくて、材が安定しないうちに、取材に持ち歩いたためか、トップが盛り上がって、ブリッジとの間に隙間ができてしまった。とりあえず、現在は弦を完全に緩めて寝かしてある。

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