ワチガイソウ【植物検索・撮れたてドットコム】

ワチガイソウ

Pseudostellaria heterantha
ワチガイソウ属
ENG=ナデシコ科 Caryophyllaceae
APG=ナデシコ科 Caryophyllaceae

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ワチガイソウは、落葉樹林の林縁などに生えるやさしげなナデシコ科の多年草。茎の先端や対生する葉の葉えきから細い花柄を出して星形の花を咲かせる。
まちがえやすいものには同じ属のヒゲネワチガイソウがある。ヒゲネワチガイソウの花は花弁が5-7枚だが,ワチガイソウは常に5枚。またワチガイソウの方が花弁も葉も幅が広い。またヒゲネワチガイソウの花柄は無毛だが,ワチガイソウは有毛。ヒゲネワチガイソウの方がやや内陸部や標高の高いところに多い。
ワダソウもよく似ているが花弁の先端にくぼみがある。


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ワチガイソウ 2003年5月13日 静岡県静岡市 alt.=1422m

【漢字名】輪違草
【花期】4 6月 【分布】本州・四国・九州 【草丈】足首以下 すね
【環境】山地・低山,森林・林縁


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ワチガイソウ 花弁は5個で先はくぼまない(愛知県茶臼山) ワチガイソウ 花柄は有毛(愛知県茶臼山) ワチガイソウ 葉は長卵形(愛知県茶臼山)
ワチガイソウ 花弁の先があまり尖らない個体もある 2000年5月18日 高知県岩黒山
ワチガイソウ 2003年5月13日 静岡県静岡市 alt.=1422m

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フォトエッセイ(野の花365日のワチガイソウより)
どうしてワチガイソウという名前なのですか?
そう聞かれるのが一番つらい。
「最初に名前がつけられたときに,輪違いの印がつけられた鉢に植えられていたから」などと,歯切れの悪い答えをしなければならないからである。
しかし,名前の由来はどうやらこれが本当らしい。というより,ほかに伝えられる名の由来がないのである。
太平洋よりの山地のブナ帯を中心にして生える。ネコノメソウや早咲きのスミレが咲ききった頃,おもむろに花を咲かせる。
めだたない印象の花だが,その造りは精緻で気品がある。

【見わけ方】
ヒゲネワチガイソウはよく似ているが,花柄が無毛で,花弁は細く5-7個。ワチガイソウは花弁は常に5個で花柄が有毛。ヒゲネワチガイソウの方が,内陸部のやや標高の高いところで見かけることが多い。
ワダソウは,花弁の先にくぼみがある点が,ワチガイソウとちがうところ。
詳しくはワチガイソウの仲間(会員のみ)へ。

ワチガイソウと同じ属の仲間(ワチガイソウ属)
ワダソウ
  ヒゲネワチガイソウ
  ナンブワチガイソウ
  クシロワチガイソウ
  ヒナワチガイソウ
 
ワチガイソウと同じ科の仲間(ナデシコ科)
ノミノツヅリ
  オランダミミナグサ
  ツメクサ
  ムシトリナデシコ
  ノミノフスマ
  ウシハコベ
  コハコベ
  ミドリハコベ
  ミミナグサ
  ハマナデシコ
  エゾカワラナデシコ
  カワラナデシコ
  ハマハコベ
  フシグロセンノウ
  オオヤマフスマ
  ハマツメクサ
  シロバナマンテマ
  マンテマ
  ノハラツメクサ
  サワハコベ
  ミヤマハコベ
  タカネナデシコ
  センジュガンピ
  ウシオハナツメクサ
  ウスベニツメクサ
  オオヤマハコベ
  オオバナノミミナグサ
  ミヤマミミナグサ
  クモマミミナグサ
  シナノナデシコ
  エゾタカネツメクサ
  タカネツメクサ
  ホソバツメクサ
  フシグロ
  エゾマンテマ
  シラタマソウ
  シラオイハコベ
  ナガバツメクサ
  イワツメクサ
  エゾオオヤマハコベ
  シコタンハコベ
  アオハコベ
  カスミソウ
  カトウハコベ
  メアカンフスマ
  チョウカイフスマ
  コバノミミナグサ
  オオミミナグサ
  タガソデソウ
  オオビランジ
  タカネビランジ
  アポイマンテマ
  イトハコベ
  エゾハコベ
  エゾイワツメクサ
 

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