ナンブワチガイソウは,東北地方太平洋側に近い山地に生えるややめずらしいワチガイソウ属の多年草。しかし,分布域での個体数は決して少なくない。日陰に生え,杉林の下などに群生する。ワチガイソウ属の仲間としてはやや乾燥気味のところに多い。ワチガイソウ属の仲間で花弁の先端が切れこむものには,ナンブワチガイソウのほかクシロワチガイソウとワダソウがある。前者は茎上部の葉が線形なので識別できる。後者は,茎上部の葉が仮輪生状になる。ナンブワチガイソウは,茎上部の葉も完全に対生する。花柄がその対生した葉の葉えきからひとつずつ出るのもナンブワチガイソウの特徴。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! ナンブワチガイソウ 2003年5月11日 岩手県花巻市 alt.=164m 【漢字名】南部輪違草 【別名】マンシュウワチガイ 【花期】5 6月 【分布】本州(東北) 【草丈】足首 ひざ【環境】山地・低山,森林・林縁 ナンブワチガイソウ 花正面。花弁の先端がくぼみ,基部が細く隙間が目立つ(岩手県花巻市) ナンブワチガイソウ 花側面(岩手県花巻市) ナンブワチガイソウ 花柄。長い毛が生える(岩手県花巻市) ナンブワチガイソウ 上部の茎葉。柄がない(岩手県花巻市) ナンブワチガイソウ 株の茎葉。線形で基部は葉柄状になる(岩手県花巻市) ナンブワチガイソウ 茎。下向きの毛が生える(岩手県花巻市) ナンブワチガイソウ 葉表(岩手県花巻市) ナンブワチガイソウ 葉裏(岩手県花巻市) ナンブワチガイソウ 葉は茎上部まで完全に対生する 2003年5月11日 岩手県花巻市 alt.=164m もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのナンブワチガイソウ関連ページへ 図鑑jpのナンブワチガイソウ関連ページへ ナンブワチガイソウと同じ属の仲間(ワチガイソウ属) ワチガイソウ ワダソウ ヒゲネワチガイソウ クシロワチガイソウ ヒナワチガイソウ ナンブワチガイソウと同じ科の仲間(ナデシコ科) ノミノツヅリ オランダミミナグサ ツメクサ ムシトリナデシコ ノミノフスマ ウシハコベ コハコベ ミドリハコベ ミミナグサ ハマナデシコ エゾカワラナデシコ カワラナデシコ ハマハコベ フシグロセンノウ オオヤマフスマ ハマツメクサ シロバナマンテマ マンテマ ノハラツメクサ サワハコベ ミヤマハコベ タカネナデシコ センジュガンピ ウシオハナツメクサ ウスベニツメクサ オオヤマハコベ オオバナノミミナグサ ミヤマミミナグサ クモマミミナグサ シナノナデシコ エゾタカネツメクサ タカネツメクサ ホソバツメクサ フシグロ エゾマンテマ シラタマソウ シラオイハコベ ナガバツメクサ イワツメクサ エゾオオヤマハコベ シコタンハコベ アオハコベ カスミソウ カトウハコベ メアカンフスマ チョウカイフスマ コバノミミナグサ オオミミナグサ タガソデソウ オオビランジ タカネビランジ アポイマンテマ イトハコベ エゾハコベ エゾイワツメクサ Copyright (C) 2001-2024 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 16.Sep.2003 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】
ナンブワチガイソウ 2003年5月11日 岩手県花巻市 alt.=164m
【漢字名】南部輪違草 【別名】マンシュウワチガイ 【花期】5 6月 【分布】本州(東北) 【草丈】足首 ひざ【環境】山地・低山,森林・林縁