サバノオを撮る 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! サバノオ 1999年4月14日 熊本県泉村 【漢字名】鯖の尾 【花期】4月 【分布】九州 【草丈】足首以下 足首【環境】山地・低山,森林・林縁 サバノオ 花は径1cmに満たない(熊本県泉村) サバノオ 萼片の裏側の条は繊細(熊本県泉村) サバノオ 花弁はオレンジ色で舷部は内外の2枚にわかれ、内側の縁切れこみがある。外側は反転する(熊本県泉村) サバノオ 茎葉は1回3出複葉で、側裂片はさらに分裂することもある(熊本県泉村) サバノオ 根生葉は1回3出複葉で、側裂片がさらに3小葉に分裂する(熊本県泉村) サバノオ 魚の尾のようになる袋果が名前の由来(熊本県泉村) サバノオ 葉柄のつけねはひれ状の翼がある(熊本県泉村) サバノオ 茎葉のつけねにつく托葉(熊本県泉村) サバノオ 光に敏感で、少し曇ったりすると、すぐ花を閉じてしまう。 1999年4月14日 熊本県泉村 もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのサバノオ関連ページへ 図鑑jpのサバノオ関連ページへ フォトエッセイ(野の花365日のサバノオより) 苔むした九州の深山はどことなく純日本的な雰囲気がある。北海道や新潟の深山と比べると,そこに咲く花の風情も,抑制の効いた大人びた美しさである。いたずらに華美でなく,必要以上に大きくなく,静かに,なかば申しわけなさそうに下を向いて花を咲かせる。自然が人間の文化を真似しているように思えるのはむろん錯覚で,実は人間の文化がその土地の自然に大きく影響されているのだろう。こういった自然が「控えめ」を尊ぶ文化の根底にある。サバノオは日本でも九州の山にしか生えない。どこにでもあるわけではないが,自生しているエリアだったら,そう苦労せずともお目にかかることができる。ただし,小さな花でしかも日があたらない日は下を向いて花を開かないので,咲いていてもうっかりすると見過ごしてしまう。 【ひとくちメモ】和名は果実の形が鯖の尾に似ていることから。 【見わけ方】四国や近畿地方には,よく似たサイコクサバノオがある。花の白い部分は萼片で,花弁はしべのように見えるオレンジ色の部分だが,従来の図鑑にはここの形が検索のキーとして書かれていることが多い。しかし,この部分を確認するのはルーペでも大変だ。九州にはサイコクサバノオはないので,生えているエリアだけでも判断できるが,ほかにも萼片の裏側の条の入り方や,花弁の色など,簡単に見わけられるポイントもある。サバノオは萼片の裏側の条が繊細で,花弁の色はオレンジ色。サイコクサバノオは条が太く,花弁は黄色。詳しくはシロカネソウの仲間(会員のみ)へ。 サバノオと同じ属の仲間(シロカネソウ属) アズマシロカネソウ トウゴクサバノオ サイコクサバノオ ハコネシロカネソウ サンインシロカネソウ ツルシロカネソウ コウヤシロカネソウ キバナサバノオ サバノオと同じ科の仲間(キンポウゲ科) ボタンヅル センニンソウ ケキツネノボタン ウマノアシガタ タガラシ アキカラマツ ニリンソウ シュウメイギク イチリンソウ キクザキイチゲ アズマイチゲ ヒメウズ ヤマオダマキ リュウキンカ クサボタン オウレン キツネノボタン カラマツソウ オオレイジンソウ カワチブシ ヤマトリカブト レイジンソウ タンナトリカブト アズマレイジンソウ サンヨウブシ オクトリカブト エゾトリカブト ルイヨウショウマ ミチノクフクジュソウ フクジュソウ ヒメイチゲ ミスミソウ サンリンソウ ミヤマオダマキ エゾノリュウキンカ エンコウソウ オオバショウマ イヌショウマ サラシナショウマ ミヤマハンショウヅル ハンショウヅル トリガタハンショウヅル セリバオウレン ミツバオウレン セリバヒエンソウ ミヤマキンポウゲ トゲミノキツネノボタン バイカモ ミヤマカラマツ モミジカラマツ ヒダカトリカブト エゾレイジンソウ ウゼントリカブト ハクバブシ キタザワブシ ミヤマトリカブト カラフトブシ ホソバトリカブト キタミフクジュソウ ユキワリイチゲ ハクサンイチゲ エゾノハクサンイチゲ エゾイチゲ レンゲショウマ カザグルマ シロバナハンショウヅル バイカオウレン ミツバノバイカオウレン オキナグサ ヒキノカサ セツブンソウ キンバイソウ チシマノキンバイソウ シナノキンバイ ハナカズラ イヤリトリカブト キタダケトリカブト シコタントリカブト オオサワトリカブト シコクフクジュソウ フタマタイチゲ ウラホロイチゲ コミヤマハンショウヅル チチブシロカネソウ ツクモグサ エゾキンポウゲ ツルキツネノボタン ヒメカラマツ ナガバカラマツ シキンカラマツ レブンキンバイソウ Copyright (C) 2001-2024 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 4.Feb.2008 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】
サバノオ 1999年4月14日 熊本県泉村
【漢字名】鯖の尾 【花期】4月 【分布】九州 【草丈】足首以下 足首【環境】山地・低山,森林・林縁