カキノハグサは,山地の林の中に生える多年草。一見マメ科の花を思わせるが構造はまるでちがう。花びらのように直立した部分は側萼片で,中央の筒状の部分に残りの3枚の萼片に包まれた3枚の花弁がある。一番下の花弁の先端には房状の付属体があり,その内側に花柱と8個の雄しべが隠れている。東海地方から近畿地方に見られるがやや稀な植物。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! カキノハグサ 2003年6月12日 滋賀県大津市 alt.=622m 【漢字名】柿の葉草 【花期】5 6月 【分布】本州(中部,近畿) 【草丈】足首 すね【環境】山地・低山,森林・林縁 カキノハグサ 花正面。一見マメ科の花を思わせるが構造はちがう。うさぎの耳のように直立したものは側萼片。(滋賀県大津市) カキノハグサ 花側面。中央の筒状の部分に萼片に包まれた花弁がある(滋賀県大津市) カキノハグサ 房状のものは一番下の花弁の付属体(滋賀県大津市) カキノハグサ 一番下の花弁をとりのぞいたところ。花柱を8個の雄しべがとり囲む(滋賀県大津市) カキノハグサ 花柱と雄しべ(滋賀県大津市) カキノハグサ 葉は質感が柿の葉に似ている(滋賀県大津市) カキノハグサ 葉表(滋賀県大津市) カキノハグサ 葉裏(滋賀県大津市)
カキノハグサ 2003年6月12日 滋賀県大津市 alt.=622m
【漢字名】柿の葉草 【花期】5 6月 【分布】本州(中部,近畿) 【草丈】足首 すね【環境】山地・低山,森林・林縁