モトタカサブロウ

モトタカサブロウは，水田や溝など人里の湿り気のあるところに生える一年草。
一見ハキダメギクに似ているが，舌状花の形も，筒状花の色も，葉の形も随分ちがうことがわかるだろう。
以前はタカサブロウと呼ばれていたが，最近になって，その中に帰化種が混入していたことが判明し，アメリカタカサブロウと名づけられた。そこで在来種にモトタカサブロウという名が与えられた。アメリカタカサブロウは，モトタカサブロウにそっくりだが，葉が細く種子に翼がない。
学名はアメリカタカザブロウの認識にともなって，モトタカサブロウにEclipta thermalis，アメリカタカサブロウにEclipta albaをあてる説が有力になった。本サイトもそれに従ってある。



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モトタカサブロウ 1996年9月20日 愛知県新城市