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【漢字名】杜若
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カキツバタ 外花被片。網目模様はなく紋は白い(福井県大野市) | カキツバタ 葉表。隆起はなく平坦(福井県大野市) | カキツバタ 葉裏(福井県大野市) |
カキツバタ ワタスゲの白,レンゲツツジの赤とともに,湿原の初夏を彩る。低地にも自生地はあるが,亜高山の高層湿原に見事な群落が多い 2003年7月6日 群馬県尾瀬ヶ原 alt.=1402m |
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フォトエッセイ(野の花365日のカキツバタより) |
「いずれが菖蒲か杜若」といえば,似ていて見分けが難しいもののたとえだが,実はアヤメとカキツカキツバタバタの識別は難しくない。外花被片に網目状のもようがあればアヤメ,単純な白い紋だけだったらカキツバタである。 難しいのは,カキツバタとノハナショウブである。いずれも単純な紋だが,ノハナショウブは黄色を帯び,カキツバタは白い紋である。新鮮な花なら問題ないが,花がすがれはじめると,色が変わることもあり,あまりあてにならない。 もっとも確実なのは葉の中心部の太い顕著な稜を確かめるといい。稜があればノハナショウブ,なければカキツバタである。 カキツバタの方がノハナショウブよりもひと月ほど花期が早い。本州中部の低地では,カキツバタは5月中,ノハナショウブは6月に入ってから見ごろになる。 |
カキツバタと同じ属の仲間(アヤメ属) | |
ノハナショウブ ヒメシャガ | |
カキツバタと同じ科の仲間(アヤメ科) | |
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