フクジュソウの仲間

Group Adnis

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日本のフクジュソウは,最近になって4種にわけられた。茎につく花の数,萼片の長さ,茎が中実か中空か,集合果の形などが主なポイントになる。


フクジュソウ
Adonis ramosa

ミチノクフクジュソウ
Adonis multiflola

キタミフクジュソウ
Adonis amurensis

シコクフクジュソウ
Adonis shikokuensis


萼片

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萼片

花弁とほぼ同長かやや短い。赤紫色を帯びる。
花弁より明瞭に短い。淡色。
花弁とほぼ同じか長い。赤紫色を帯びる。
花弁とほぼ同長かやや短い。

茎の花数
1−多数。
1−多数。
1個。
1−多数。
茎の花数
葉裏の有毛状態

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葉裏の有毛状態

わずかに毛があるか無毛。
わずかに毛があるか無毛。
毛が密生する。
まったく無毛。

茎の断面

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茎の断面

中実。
中空。
中実。
中空。

分布
北海道〜九州。
本州,九州。
北海道。
四国,九州。
分布
同定のポイント
分布も広く,個体数も多い。本州では,萼片が花弁とほぼ同長という点で,萼片の短いミチノクフクジュソウと見分けられる。
萼片が短く,花弁の半分〜2/3ほどの長さになる点が特徴。また,萼片の数は普通5個とほかの種より少ないことが多い。
北海道には,本種とフクジュソウが分布するが,ひとつの茎に必ずひとつの花をつけ,葉の裏面に毛が密生することで,フクジュソウと見分けられる。
最近認識された種。フクジュソウに似るが,葉の両面と果托がまったく無毛である点で見分けられる。また,茎は中空。
同定のポイント

フクジュソウ
Adonis ramosa

ミチノクフクジュソウ
Adonis multiflola

キタミフクジュソウ
Adonis amurensis

シコクフクジュソウ
Adonis shikokuensis


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