羽状複葉のキジムシロの仲間

Group potentilla pinatifida

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キジムシロ
Potentilla fragarioides var. major

エチゴキジムシロ
Potentilla togasii

ツルキジムシロ
Potentilla stolonifera

エゾツルキンバイ
Potentilla egedei var. grandis

ヒロハノカワラサイコ
Potentilla nipponica

ツチグリ
Potentilla discolor


匐枝

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匐枝

なし
なし
細い匐枝がある。
細い匐枝がある。
茎を倒して這うが,細い匐枝状にはならない。
なし


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小葉は5-7枚で側小葉は基部に向けてはっきり小さくなる
小葉は5枚。側小葉は極端に小さい。
小葉は5-7枚で側小葉は基部に向けてはっきり小さくなる。匐枝につく葉は3小葉もある。
小葉は12枚程度と多く,小葉の大きさはあまり変わらない。
小葉は12枚程度と多く,小葉の大きさはあまり変わらない。
小葉は7枚前後。

葉表

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葉表
葉裏

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葉裏

両面とも長い毛がある。
両面とも長い毛がある。
両面とも長い毛がある。
表面はほとんど無毛で光沢がる。裏面は短い毛があるが白く見えるほどではない。
裏面は白い毛が密生し真っ白に見える。
裏面は白い毛が密生し真っ白に見える。

生育環境
丘陵地の草地や明るい林。
主に北陸地方の丘陵地から亜高山帯にかけての草地。
深山や亜高山帯の草地。北地の海岸草原。
北地の塩湿地。北海道と東北北部に限られる。
河原や乾いた草原。
主に西日本の乾いた草原。
生育環境
同定のポイント
名のとおり,キジのすわったあとのように葉を放射状に出すのはまずキジムシロと考えてよい。丘陵地ではもっとも普通に見られる。
北陸地方ではキジムシロより普通に見られるところも多い。キジムシロほど放射状にならず,むしろミツバツチグリと似て見える。
株立ちにならず,地面に匐枝を広げているので遠目にもキジムシロでないことはよくわかる。エゾツルキンバイとは小葉の数と質で見わける。海岸に生えるが,エゾツルキンバイと違って塩湿地に生えることはない。
海岸の湿ったところに生えるのはまずエゾツルキンバイ。小葉の数が多く,光沢が強いのもポイント。
茎は伸ばすが,ツルキジムシロのように細い匐枝になることはない。
山焼きで維持されているような草原に限って生える。葉の裏が真っ白に見えるのが顕著な特徴。
同定のポイント

キジムシロ
Potentilla fragarioides var. major

エチゴキジムシロ
Potentilla togasii

ツルキジムシロ
Potentilla stolonifera

エゾツルキンバイ
Potentilla egedei var. grandis

ヒロハノカワラサイコ
Potentilla nipponica

ツチグリ
Potentilla discolor


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