クサフジの仲間

Group Vicia cracca

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青紫の花と羽状複葉の葉をもつマメ科。ソラマメ属とレンリソウ属に属する。ハマエンドウをのぞいては、初夏から秋に花が咲くもの。花は青紫系のものばかり。小葉の数、形。花の筒部の長さ、托葉の形などがポイントになる。ソラマメ属のうち、春に花が咲くものは、カラスノエンドウの仲間にまとめた。


クサフジ
Vicia cracca

ツルフジバカマ
Vicia amoena

ナヨクサフジ
Vicia dasycarpa var. glabrescens

ヒロハクサフジ
Vicia japonica

オオバクサフジ
Vicia pseudo-orobus

エビラフジ
Vicia venosa var. cuspidata

ナンテンハギ
Vicia unijuga

エゾノレンリソウ
Lathyrus palustris var. pilosus

ハマエンドウ
Lathyrus japonicus


複葉

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複葉
小葉

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小葉
枚数
17-24枚と多い。
10-16枚とやや少ない。
10-24枚。
10-16枚とやや少ない。
4-10枚と少ない。
7-12枚と少ない。
2枚。
2-6枚。
8-12枚。
枚数
小葉の形
細い。
楕円形で幅がある。
細い。
楕円形で幅がある。
楕円形で幅が広く、先はとがらない。
披針形で先がとがる。
披針形で先がとがる。
長披針形。先がとがる。複葉の先端に行くにしたがって、小葉が小さくなる。
幅が広い。
小葉の形

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花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)と同長か短い。
花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)と同長か短い。
花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)より長い。
花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)と同長か短い。
花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)と同長か短い。
花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)と同長か短い。
花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)と同長か短い。
花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)より短い。花序はまばら。
花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)と同長か短い。

托葉

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托葉

細くて目立たない。
大きく上下に張りだし、耳状になる。
ミトンのように不規則に裂けるものが多い。
小さくて目立たない。
幅が広い。
大きく上下に張りだし耳状になる。
大きく上下に張りだし耳状になる。
大きく上下に張りだし耳状になる。
大きくて葉状になる。

分布と花期
北海道、本州、九州。人里から山地の日当たりのよい草地。5月から秋。
北海道〜九州。人里から山地の日当たりのよい草地。夏の終わりから秋。
帰化植物。人里の日当たりのよい草地。5月から初秋。
北海道、本州(近畿以東)。海岸近くの草地や岩場。6月から秋。
北海道〜九州。山地の林縁ややぶ。夏の終わりから秋。
本州(山形県〜京都府の日本海側)。湿り気のある林のなか。6月から秋。
北海道〜九州。人里や山地の日当たりのよい草地。6月から秋。
北海道、本州、対馬。湿った草地。6-7月。
全国。海岸の砂地。3-6月。
分布と花期
同定のポイント
この仲間では最も個体数の多い種。花の筒部が短いことで、ナヨクサフジなど、帰化種と見わけられる。また、ツルフジバカマとの識別は、小葉の数のほか、托葉が小さくて目立たないこともポイントになる。
クサフジに似ているが、全体にがっしりした感じ。小葉の数が少ないこと、托葉が大きく耳状になることのほか、花序が短いこともポイントになる。
クサフジにかわって増えている帰化植物。花の筒部が長いこのは、在来種にはない特徴。花の色は、普通クサフジよりも濃い。
クサフジに似ているが、小葉の数が少なく、花序も短い。海岸近くに生えるのも目安になる。
ヒロハクサフジよりさらに小葉が大きく、数が少ない。エビラフジとは、小葉の先がとがらない点で見わけられる。
小葉が披針形で、先がとがるのが特徴。薄暗い林のなかに生えるのも、ほかの種とはちがうところ。
2枚の小葉が大きな特徴。
まばらな花序と、先端に向かって小さくなる小葉がポイントになる。よく似たレンリソウは巻ひげが分岐しないことで識別できる。
海岸でごく普通に見られる。このページのマメ科のなかでは、托葉が最も大きく、葉状になる。
同定のポイント

クサフジ
Vicia cracca

ツルフジバカマ
Vicia amoena

ナヨクサフジ
Vicia dasycarpa var. glabrescens

ヒロハクサフジ
Vicia japonica

オオバクサフジ
Vicia pseudo-orobus

エビラフジ
Vicia venosa var. cuspidata

ナンテンハギ
Vicia unijuga

エゾノレンリソウ
Lathyrus palustris var. pilosus

ハマエンドウ
Lathyrus japonicus


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