震災、水害、噴火と、およそ考えられるすべての自然災害に見舞われた2016年の阿蘇です。 　私たちにできることは、とにかく現地に足を運ぶことです。現地の観光産業に少しでも寄与することに加えて、被災地周辺の様子をこの目で見ることも、重要なことだと考えています。 　災害が多いということは、また豊かな自然の裏返しでもあります。阿蘇はどんな季節に訪れても裏切られたことはありませんが、地元の方がもっとも推すのがこの夏の初めです。 　今回は、そんな復興の一助にとの思いから、阿蘇のもっとも美しい季節にツアーを企画しました。ハナシノブがピークを迎え、ヒメユリが咲き始める頃です。巨大なハンカイソウが天を突き、ツクシマツモトが足元で微笑みます。ノハナショウブやアソノコギリソウなども咲き始めるでしょう。 　高森町の外輪山の一角で、放棄された草原を買い取って、昔ながらの阿蘇の草原を復元する活動をしている、阿蘇花野協会の実顕地も訪問します。 　山焼きと草刈りを続けて、数年でヒメユリの咲き乱れる草原が出現したといいます。 　九州とはいえ、標高1000m近い阿蘇周辺の気候は、とても爽やかです。東京や大阪よりはかなり涼しいですし、湿度も比較的低く快適な季節です。 　高原野菜も美味しい季節。昼食には、毎回好評の野菜と漬物たっぷりの特製弁当も予定しています。

このツアー・イベントは以下のホームページからお申し込みください。

アルパイン ツアー サービス花の観察会のホームページへ

【いがりまさしレクチャー＆ライブスケジュール】