いがりまさし講師担当 |
北海道 【ATS花の観察会】北海道の大地の花束 道央にピレオギクを訪ねる3日間
2018/9/18(火) - 2018/9/21
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北海道で一番快適な季節はと問われれば、迷いなく9月と答えます。春のお花畑のようなスケールはありませんが、魅力ある固有種がいくつも見られる愉しい季節です。 その中でも、まず人気が高いのは日高地方の固有種ヒダカミセバヤです。様似町周辺の主に蛇紋岩地帯に見られます。日高地方では、この時期ほかにも、コハマギクやアオノイワレンゲ(コモチレンゲ)など、魅力的な植物がいっぱいです、チシマセンブリも咲き残りが見られるかもしれません。 少々移動距離が長くなりますが、どうしても日高の植生と比べてみたいのが、小樽や積丹の日本海側の植生です。コハマギクに対してピレオギクがあります。比較的分布も個体数も多いコハマギクに対して、ピレオギクのあるところは限られていて、しかも近づけるところは何か所もありません。そんなところにピンポイントでご案内します。 アオノイワレンゲの仲間もどちらにもありますが、文献によって見解もさまざまで、なかなか分類がすっきりしません。今回、そのあたりにも注意して観察してみたいと思っています。 また、地味なところでは、シロヨモギなど、北国ならではの海岸植物にも出逢えます。オニオトコヨモギとオニヨモギの違いを見て歩くのも楽しいでしょう。 また、9月は鮭の遡上の季節。小樽や札幌など、都市部の河川でも遡上が見られます。渓流の淵をゆうゆうと泳ぐ鮭の姿を目の当たりにできるのもこの季節ならではの愉しみです。 |
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