GPSデータの作成 2.電子地図上で作成
カシミールでGPSデータを作成 GPSデータを作成するもうひとつの方法は,カシミール上で観察地点を思い出しながらポイントしていく方法です。GPSを持っていなかったときの観察地点も,地図上で特定できればかなり正確にポイントすることが可能です。
2.まず地図を開きます。ここでは山旅倶楽部の地図を開きます。有料サービスですが,カシミール3Dをインストール後5日間は試用できます。
3.「新しい地図を開く」をクリックします。
4.この画面で地図を探します。
5.通常のインストールでは「マイコンピュータ」→「C:ドライブ」→「Program File」→「Kashmir」→「Dim」とたどっていくと「MJapan25kb.dim」というファイルが見つかります。
※注 「C:ドライブ」環境によってさまざまな名前がつけられていることがあります。また,インストール時にほかのドライブを選んでいると,このドライブ名が変わります。
6.「ジャンプ」→「「地名へ...」を選んでください。
7.探したい地名を検索します。入力して「検索」ボタンをクリックしてください。
8.検索結果が一覧されます。目的地に近そうな項目をクリックします。
9.検索結果周辺の地図が表示されますので,目的地を探してください。右にあるツールで地図をズームアウトしたり切り替えたりすることができます。また,スクロールするには,地図上のどこでもマウスの左ボタンを押すと,カーソルが手の形に変わります。この時にマウスでつかむようにドラッグすると自由にスクロールできます。
10..目的地が見つかったら,右クリックするとこのようなメニューが現れますので,「ウェイポイント作成」を選びます。
11.右の画面が現れます。このうち,「名前」と「GPSでの名前」は必ず入力してください。
12.「OK」を押すとウェイポイントができあがりました。以上を作成したい地点について繰り返します。
13.メインメニューの「ファイル」→「GPS各種ファイルに書き出す」を選んでください。
14.以下のメッセージが出ますので「OK」を押してください。
15.ウェイポイントをダブルクリックします。
16.作成されたウェイポイントが一覧されますので,必要なウェイポイントを選択します。 一定の範囲を選択するには,「Shift」キーを押しながら選択します。 すべてを選択する場合には「Ctrl」キーを押しながら「A」キーを押します。
17.GPSデータエディタの「ファイル」→「GPSデータを書き出す」を選びます。
18.保存場所が示されます。ここではとりあえずデスクトップに保存します。適当なファイルネームをつけて,ファイルの種類を「WPT]にします。保存するデータの測地系は「WGS84」になっていればOKです。確認したら「保存」ボタンを押します。
19.デスクトップに新しくWPTファイルが作成されました。以上でGPSデータの作成は終了です。