エゾイラクサは,山地や原野のやぶに生える多年草。北日本でイラクサといえばエゾイラクサのことを指すことが多い。よく似たイラクサは葉がやや不規則に切れこむが,エゾイラクサは鋸歯縁。コバノイラクサもよく似ているが,エゾイラクサよりもやや日陰に生え托葉は合着せず各節に4個ある。エゾイラクサは托葉が合着して各節に2個あるように見える。そっくりで西日本に生えるものは,やはり托葉が合着し2個でホソバイラクサやナガバイラクサといわれるが,いずれもエゾイラクサの種内変異とする見解もある。また,ムカゴイラクサやミヤマイラクサなどムカゴイラクサ属の仲間は,葉が互生するので見わけることができる。エゾイラクサなどイラクサ属の仲間は対生する。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! エゾイラクサ 2001年8月16日 北海道足寄郡足寄町 alt.=230m 【漢字名】蝦夷刺草 【花期】7 10月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部,近畿)・四国 【草丈】ひざ 背丈【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁,原野・草原 エゾイラクサ 標準的な葉(北海道豊富町) エゾイラクサ 比較的幅の広い葉(北海道豊富町) エゾイラクサ 幅の細い葉(新潟県中条町) エゾイラクサ 托葉は1対なのがナガバイラクサと見わけるポイントになる(北海道豊富町) エゾイラクサ 茎や葉柄に触ると痛い刺があるのは、この仲間に共通の特徴(新潟県中条町) エゾイラクサ 葉の表面(北海道豊富町) エゾイラクサ 葉の裏面(北海道豊富町) エゾイラクサ 葉は対生する(北海道豊富町) エゾイラクサ 葉の細いタイプ 1998年7月20日 新潟県中条町 もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのエゾイラクサ関連ページへ 図鑑jpのエゾイラクサ関連ページへ エゾイラクサと同じ属の仲間(イラクサ属) イラクサ コバノイラクサ エゾイラクサと同じ科の仲間(イラクサ科) ヤブマオ カラムシ メヤブマオ コアカソ アカソ ミズ アオミズ ラセイタソウ クサコアカソ ヒメウワバミソウ ウワバミソウ ムカゴイラクサ ミヤマイラクサ カテンソウ ミヤマミズ ナガバヤブマオ ヤマトキホコリ サンショウソウ オオサンショウソウ キミズ チョクザキミズ アラゲサンショウソウ ヒュウガサンショウソウ ナガバサンショウソウ Copyright (C) 2001-2024 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 20.Oct.2003 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】
エゾイラクサ 2001年8月16日 北海道足寄郡足寄町 alt.=230m
【漢字名】蝦夷刺草 【花期】7 10月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部,近畿)・四国 【草丈】ひざ 背丈【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁,原野・草原