【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! キタミフクジュソウ 2002年4月13日 北海道浦幌町 alt.=150m 【漢字名】北見福寿草 【花期】4 5月 【分布】北海道 【草丈】足首以下 すね【環境】山地・低山,森林・林縁 キタミフクジュソウ 花。萼片が花弁より長いので上から見る萼片の先が見える(北海道浦幌町) キタミフクジュソウ 萼片は花弁と同長かやや長く赤紫色を帯びる(北海道浦幌町) キタミフクジュソウ 花柄(北海道浦幌町) キタミフクジュソウ 葉。細かく切れ込むのはフクジュソウの仲間のほかの種と同じ(北海道浦幌町) キタミフクジュソウ 葉表(北海道浦幌町) キタミフクジュソウ 葉裏。毛が密生するのがほかの種とちがう特徴(北海道浦幌町) キタミフクジュソウ 茎(北海道浦幌町) キタミフクジュソウ 北海道でも主に東部の寒さの厳しい地域に多い 2002年4月13日 北海道浦幌町 alt.=150m キタミフクジュソウ 開きはじめの個体。萼片の長いのがより目立つ 2002年4月13日 北海道浦幌町 alt.=150m もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのキタミフクジュソウ関連ページへ 図鑑jpのキタミフクジュソウ関連ページへ フォトエッセイ(野の花365日のキタミフクジュソウより) すでに,フクジュソウとミチノクフクジュソウはこのページに登場したが,日本のフクジュソウは,近年の研究ではあと2種のフクジュソウが認識されている。識別は必ずしも簡単とはいえないが,いくつかのポイントに着目すれば染色体やDNAを調べずとも,誰でもが見わけることができる。特に,キタミフクジュソウとフクジュソウのちがいは顕著である。フクジュソウは北海道にもほぼ全域にあるが,キタミフクジュソウは北海道でも主に北部と東部に限られている。しかし,千島やサハリン,沿海州へ行くとほとんどがキタミフクジュソウになる。極東ロシアの文献によればフクジュソウの産地は南千島の一点だけである。キタミフクジュソウは北から,フクジュソウは南からそれぞれ北海道へ分布を広げた植物ではないかと推測することができる。 【ひとくちメモ】フクジュソウの撮影は雪のあとに行くと雪とからめることができていい作品をものにしやすい。しかし,降雪の直後ではフクジュソウが雪に埋もれてしまっていたり,顔を出していたとしても気温が低くて花を開いていないことが多い。雪の量と天候にもよるが,降雪から一日おいた翌日ぐらいがいい条件になることが多い。 【見わけ方】日本でキタミフクジュソウが咲くのは北海道に限られるが,北海道にはもう一種ただのフクジュソウがある。大きな識別点は,キタミフクジュソウのほうはひとつの茎にひとつしか花をつけないこと。また,花弁や萼片の数が多く,萼片が花弁と同じかやや長い。葉の裏に毛が密生するのも特徴。詳しくはフクジュソウの仲間(会員のみ)へ。 キタミフクジュソウと同じ属の仲間(フクジュソウ属) ミチノクフクジュソウ フクジュソウ シコクフクジュソウ キタミフクジュソウと同じ科の仲間(キンポウゲ科) ボタンヅル センニンソウ ケキツネノボタン ウマノアシガタ タガラシ アキカラマツ ニリンソウ シュウメイギク イチリンソウ キクザキイチゲ アズマイチゲ ヒメウズ ヤマオダマキ リュウキンカ クサボタン オウレン キツネノボタン カラマツソウ オオレイジンソウ カワチブシ ヤマトリカブト レイジンソウ タンナトリカブト アズマレイジンソウ サンヨウブシ オクトリカブト エゾトリカブト ルイヨウショウマ ヒメイチゲ ミスミソウ サンリンソウ ミヤマオダマキ エゾノリュウキンカ エンコウソウ オオバショウマ イヌショウマ サラシナショウマ ミヤマハンショウヅル ハンショウヅル トリガタハンショウヅル セリバオウレン ミツバオウレン セリバヒエンソウ アズマシロカネソウ トウゴクサバノオ ミヤマキンポウゲ トゲミノキツネノボタン バイカモ ミヤマカラマツ モミジカラマツ ヒダカトリカブト エゾレイジンソウ ウゼントリカブト ハクバブシ キタザワブシ ミヤマトリカブト カラフトブシ ホソバトリカブト ユキワリイチゲ ハクサンイチゲ エゾノハクサンイチゲ エゾイチゲ レンゲショウマ カザグルマ シロバナハンショウヅル バイカオウレン ミツバノバイカオウレン サバノオ サイコクサバノオ ハコネシロカネソウ サンインシロカネソウ ツルシロカネソウ オキナグサ ヒキノカサ セツブンソウ キンバイソウ チシマノキンバイソウ シナノキンバイ ハナカズラ イヤリトリカブト キタダケトリカブト シコタントリカブト オオサワトリカブト フタマタイチゲ ウラホロイチゲ コミヤマハンショウヅル コウヤシロカネソウ キバナサバノオ チチブシロカネソウ ツクモグサ エゾキンポウゲ ツルキツネノボタン ヒメカラマツ ナガバカラマツ シキンカラマツ レブンキンバイソウ Copyright (C) 2001-2024 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 29.Mar.2003 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】 このページへのダイレクトリンク歓迎です メールアドレスを登録すると、全機能が使えるようになり、撮れたてドットコムからさまざまな情報を受け取れます。【いますぐ登録】
キタミフクジュソウ 2002年4月13日 北海道浦幌町 alt.=150m
【漢字名】北見福寿草 【花期】4 5月 【分布】北海道 【草丈】足首以下 すね【環境】山地・低山,森林・林縁
キタミフクジュソウ 北海道でも主に東部の寒さの厳しい地域に多い 2002年4月13日 北海道浦幌町 alt.=150m