コミカンソウの仲間

Group Phyllanthus

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在来の2種は広く本州以南に分布するが,帰化の2種は沖縄以外では散発的にしか報告がない。まずは,コミカンソウヒメミカンソウであることが多い。果実の突起の有無や花柄の長さなどがポイントになるが,葉の形や枝につく密度もそれぞれの種で特徴がある。


コミカンソウ
Phyllanthus urinaria

ヒメミカンソウ
Phyllanthus matsumurae

キダチコミカンソウ
Phyllanthus amarus

ナガエコミカンソウ
Phyllanthus tenellus



直立。
普通斜上。
直立。
直立。

果実

キダチコミカンソウ詳細画面へ

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果実

表面にいぼ状突起がある。熟すと赤みを帯びる。
表面に突起はない。熟しても淡黄緑色。
表面に突起はない。熟しても淡黄緑色。
表面に突起はない。熟しても淡黄緑色。

花のつき方

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花のつき方

柄が短く下向きにつく。
柄が短く下向きにつく。
柄が短く下向きにつく。
柄が長く葉の上に乗るようにつく。

葉のつき方
水平に張り出した枝だけにつく。
枝だけでなく,茎にもつく。
水平に張り出した枝だけにつく。
水平に張り出した枝だけにつく。
葉のつき方
生育地
都市周辺に多い。最近在来種であることが明らかになった。
農耕地周辺に多い。在来種。
都市周辺。本州では確認例がほとんどない帰化種。大東島や八重山諸島に帰化。
都市周辺。帰化種。本州では散発的に確認。増加傾向?沖縄には多い。
生育地
同定のポイント
近縁種で果実にいぼ状の突起があるのは本種だけ。また,果実が赤く熟すのも特徴のひとつ。本州では最も多い。
葉が枝だけでなく茎にもつくことがいいポイントになる。
コミカンソウに似ているが,果実を含めて全草緑色で,果実に突起がないことで見わけられる。
長い花柄が最もわかりやすいポイント。果実は葉の上に乗るようにつく。
同定のポイント

コミカンソウ
Phyllanthus urinaria

ヒメミカンソウ
Phyllanthus matsumurae

キダチコミカンソウ
Phyllanthus amarus

ナガエコミカンソウ
Phyllanthus tenellus


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