草地に生える多年草。清少納言は「草の花は撫子」と言い切った。秋の七草にも読まれていて,古代から親しまれてきた野草である。もっとも多いのは草地や林縁だが,河原や海岸の荒地などで見かけることもある。和名のカワラナデシコは,この性質かに由来する。本州中部以北に生えるエゾカワラナデシコのほか,高山に変種タカネナデシコがある。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! カワラナデシコ 1997年8月1日 愛知県設楽町 【漢字名】河原撫子 【別名】ナデシコ 【花期】7 11月 【分布】本州・四国・九州 【草丈】すね ひざ【環境】人里・田畑,山地・低山,原野・草原,岩場・礫地,海岸 カワラナデシコ 花弁の縁は細かく切れ込む(兵庫県大河内町) カワラナデシコ 種子。小さなメモリが0.1mm(秋田県男鹿市) カワラナデシコ 花の色の淡いもの。1997年8月19日 富山県高岡市 もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのカワラナデシコ関連ページへ 図鑑jpのカワラナデシコ関連ページへ フォトエッセイ(野の花365日のカワラナデシコより) 「なでしこ」といえば,この夏は,アテネを思い浮かべる人が多いだろう。女子サッカー日本代表チームのニックネームが「なでしこジャパン」である。1次リーグを勝ち抜き,明日20日,準々決勝を戦う。どういういきさつで女子サッカーの名前に決まったのかは知らないが,洗練された美しさと,たおやかな強さを兼ね備えたイメージは確かに女子スポーツにふさわしいネーミングである。女性に限らず強いということはいたずらにかたくななことではない。風が吹けば揺られ,雨に打たれればしなだれる,そのたおやかさこそが強さである。カワラナデシコの茎をもってみると,そんなことに気がつかされる。 カワラナデシコと同じ属の仲間(ナデシコ属) ハマナデシコ エゾカワラナデシコ タカネナデシコ シナノナデシコ カワラナデシコと同じ科の仲間(ナデシコ科) ノミノツヅリ オランダミミナグサ ツメクサ ムシトリナデシコ ノミノフスマ ウシハコベ コハコベ ミドリハコベ ミミナグサ ハマハコベ フシグロセンノウ オオヤマフスマ ワチガイソウ ワダソウ ハマツメクサ シロバナマンテマ マンテマ ノハラツメクサ サワハコベ ミヤマハコベ センジュガンピ ヒゲネワチガイソウ ウシオハナツメクサ ウスベニツメクサ オオヤマハコベ オオバナノミミナグサ ミヤマミミナグサ クモマミミナグサ エゾタカネツメクサ タカネツメクサ ホソバツメクサ ナンブワチガイソウ クシロワチガイソウ フシグロ エゾマンテマ シラタマソウ シラオイハコベ ナガバツメクサ イワツメクサ エゾオオヤマハコベ シコタンハコベ アオハコベ カスミソウ カトウハコベ メアカンフスマ チョウカイフスマ コバノミミナグサ オオミミナグサ タガソデソウ ヒナワチガイソウ オオビランジ タカネビランジ アポイマンテマ イトハコベ エゾハコベ エゾイワツメクサ Copyright (C) 2001-2024 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 10.Jul.2008 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】 このページへのダイレクトリンク歓迎です メールアドレスを登録すると、全機能が使えるようになり、撮れたてドットコムからさまざまな情報を受け取れます。【いますぐ登録】
カワラナデシコ 1997年8月1日 愛知県設楽町
【漢字名】河原撫子 【別名】ナデシコ 【花期】7 11月 【分布】本州・四国・九州 【草丈】すね ひざ【環境】人里・田畑,山地・低山,原野・草原,岩場・礫地,海岸