【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! キクザキイチゲ 1997年4月20日 秋田県上小阿仁村 【漢字名】菊咲一華 【別名】キクザキイチリンソウ,アメフリバナ 【花期】3 6月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部,近畿) 【草丈】足首 すね【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁 キクザキイチゲ 花は径3-4cmほど。萼片は多数。(新潟県佐渡島) キクザキイチゲ 花の色は白から濃紫色まで変化がある(新潟県佐渡島) キクザキイチゲ 花柄にはやわらかい毛が生える(長野県戸隠村) キクザキイチゲ 茎葉は柄のある3小葉で小葉は深く切れ込む。水平にピンと展開するのがアズマイチゲとちがうところ(長野県戸隠村) キクザキイチゲ 根生葉も3小葉で、深く切れ込む(長野県戸隠村) キクザキイチゲ そう果はコンペイトウ状で毛が生える(長野県白馬村) キクザキイチゲ 豪雪で根元の曲がった落葉樹林の下、雪解けから木々が芽吹くまでの間に、一斉に開花し実を結ぶ。 2003年5月11日 岩手県二戸郡安代町 alt.=643m キクザキイチゲ 最も多いのは白い花の個体 1993年5月17日 新潟県佐渡島 キクザキイチゲ 花の色の濃いものは、新潟から東北地方の日本海側でよく見られる 1993年5月1日 新潟県佐渡島 もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのキクザキイチゲ関連ページへ 図鑑jpのキクザキイチゲ関連ページへ フォトエッセイ(野の花365日のキクザキイチゲより) スプリングエフェメラルというのは,春早く地上に現れ,花を咲かせたかと思うと夏を待たずに実を結んで消えてしまう植物のことを指す。キクザキイチゲはその代表格ともいえる。図鑑でしか知らなかった頃は,山の奥深くにひっそりと咲くものだとばかり思っていた。現に太平洋側の地方では,そのイメージもそれほどまちがってはいない。しかし,初めて春の雪国を訪れて驚いた。汽車の窓から,道ばたの雪が融けた地面にいたるところにこの花が顔を出しているのが見えるのである。本来,雪国を得意とする植物である。雪の少ない太平洋側のものは,むしろ例外的な分布と考えたほうがいいかもしれない。 【ひとくちメモ】キクザキイチゲの花の色は地域によって白ばかりのこともあれば,白と青紫が入り乱れることもある。しかし,青紫ばかりの地域は今までに見たことがない。写真に写っている花はすべて青紫色だが,すぐ近くには白花もある。 【見わけ方】よく似たアズマイチゲは葉の裂片の切れこみが浅くだらっとたれる。キクザキイチゲの葉は裂片が深く切れこみ,ピンと水平に張る。詳しくはイチリンソウの仲間(本州以西編)(会員のみ)へ。 キクザキイチゲと同じ属の仲間(イチリンソウ属) ニリンソウ シュウメイギク イチリンソウ アズマイチゲ ヒメイチゲ サンリンソウ ユキワリイチゲ ハクサンイチゲ エゾノハクサンイチゲ エゾイチゲ フタマタイチゲ ウラホロイチゲ キクザキイチゲと同じ科の仲間(キンポウゲ科) ボタンヅル センニンソウ ケキツネノボタン ウマノアシガタ タガラシ アキカラマツ ヒメウズ ヤマオダマキ リュウキンカ クサボタン オウレン キツネノボタン カラマツソウ オオレイジンソウ カワチブシ ヤマトリカブト レイジンソウ タンナトリカブト アズマレイジンソウ サンヨウブシ オクトリカブト エゾトリカブト ルイヨウショウマ ミチノクフクジュソウ フクジュソウ ミスミソウ ミヤマオダマキ エゾノリュウキンカ エンコウソウ オオバショウマ イヌショウマ サラシナショウマ ミヤマハンショウヅル ハンショウヅル トリガタハンショウヅル セリバオウレン ミツバオウレン セリバヒエンソウ アズマシロカネソウ トウゴクサバノオ ミヤマキンポウゲ トゲミノキツネノボタン バイカモ ミヤマカラマツ モミジカラマツ ヒダカトリカブト エゾレイジンソウ ウゼントリカブト ハクバブシ キタザワブシ ミヤマトリカブト カラフトブシ ホソバトリカブト キタミフクジュソウ レンゲショウマ カザグルマ シロバナハンショウヅル バイカオウレン ミツバノバイカオウレン サバノオ サイコクサバノオ ハコネシロカネソウ サンインシロカネソウ ツルシロカネソウ オキナグサ ヒキノカサ セツブンソウ キンバイソウ チシマノキンバイソウ シナノキンバイ ハナカズラ イヤリトリカブト キタダケトリカブト シコタントリカブト オオサワトリカブト シコクフクジュソウ コミヤマハンショウヅル コウヤシロカネソウ キバナサバノオ チチブシロカネソウ ツクモグサ エゾキンポウゲ ツルキツネノボタン ヒメカラマツ ナガバカラマツ シキンカラマツ レブンキンバイソウ Copyright (C) 2001-2024 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 16.Sep.2003 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】 このページへのダイレクトリンク歓迎です メールアドレスを登録すると、全機能が使えるようになり、撮れたてドットコムからさまざまな情報を受け取れます。【いますぐ登録】
キクザキイチゲ 1997年4月20日 秋田県上小阿仁村
【漢字名】菊咲一華 【別名】キクザキイチリンソウ,アメフリバナ 【花期】3 6月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部,近畿) 【草丈】足首 すね【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁
キクザキイチゲ 豪雪で根元の曲がった落葉樹林の下、雪解けから木々が芽吹くまでの間に、一斉に開花し実を結ぶ。 2003年5月11日 岩手県二戸郡安代町 alt.=643m