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オニバス 2002年9月10日 京都府亀岡市 alt.=115m
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【漢字名】鬼蓮
【花期】8 9月 【分布】本州・四国・九州 【草丈】足首以下 足首(水草) 【環境】人里・田畑,湿地・池沼
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オニバス 花。萼にも刺が生える(京都府亀岡市) |
オニバス 葉は巨大で鋭い刺が生える(京都府亀岡市) |
オニバス 葉の表面に生える刺(京都府亀岡市) |
オニバス 水に浮かぶ種子(京都府亀岡市) |
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オニバス 池一面に繁茂した群落。現在ではこんな群落はめずらしいい 2002年9月10日 京都府亀岡市
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オニバス 葉を突き破って花が咲く 2002年9月10日 京都府亀岡市
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フォトエッセイ(野の花365日のオニバスより) |
こんな巨大な野生の水草があることにまず驚く。そして,一年草と聞いてもう一度驚く。この巨大な葉が,毎年一粒の種子から芽生えて成長するというのだ。 水湿汚染に弱く,自生地は減少しているが,幸いなことに残された多くの自生地では保護の機運が高まりつつある。ランや高山植物とちがって,場所を公表したからといって,盗掘の恐れもない。 自分の家に植えようと思えば,まず巨大な水槽か池が必要だし,一年草なので株を持ち帰ってもしょうがない。だいたい,生きた株をどうやって運ぶというのだろう。 もうひとつの疑問は,この植物の乾燥標本をどうやって作るのだろうかということである。ある博物館では,オニバスに限っては,写真を標本に代わる分布資料として認めているそうである。 標本作成が難しいことに加えて,見まちがえるような似た植物もないからだというのがその理由だ。
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