ハマボウは,夏の盛りに,鮮やかなレモンイエローの花をさかせる,いわゆるハイビスカスの仲間だ。 自生環境は,海岸近くの塩湿地。河口付近の川岸や内海の海岸に生えていることが多い。関東以西に分布するが,九州などの暖かい地方でよく見かける。沖縄には,よく似たオオハマボウが分布する。 オオハマボウは常緑樹で葉の基部が心形になる傾向が強い。 いずれも,花は一日花で,一度咲くとしぼんでしまうが,次々に咲き続けるので,最盛期には毎日枝いっぱいの花を見ることができる。
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【漢字名】浜朴,黄槿
【花期】7 8月 【分布】本州(関東,中部,近畿,中国)・四国・九州 【草丈】背丈 背丈以上 【環境】人里・田畑,河原・渓流,湿地・池沼,海岸
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ハマボウ 花は一日花(愛知県田原市) |
ハマボウ 花芯(愛知県田原市) |
ハマボウ 萼(愛知県田原市) |
ハマボウ 葉の基部はくさび形から切形のものが多い(愛知県田原市) |
ハマボウ 葉表。鋸歯が比較的はっきりしているのがオオハマボウとの違い(愛知県田原市) |
ハマボウ 葉裏。白い毛が生える(愛知県田原市) |
ハマボウ 木肌(愛知県田原市) |
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