ヤナギラン【植物検索・撮れたてドットコム】

ヤナギラン

Epilobium angustifolium
アカバナ属
ENG=アカバナ科 Onagraceae
APG=アカバナ科 Onagraceae

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ヤナギラン 1991年8月8日 長野県志賀高原 alt.=1700m

【漢字名】柳蘭
【花期】7 8月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部) 【草丈】腰 背丈以上
【環境】山地・低山,原野・草原


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ヤナギラン 花(長野県白樺湖) ヤナギラン 葉は柳の葉に似て細長いのでこの名がある(長野県白樺湖)

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ヤナギラン 高原地帯の草地に見事な群落を作る 2015年7月14日 岩手県安比高原


ヤナギラン 果実期 1996年10月19日 長野県霧ケ峰
ヤナギラン 2015年8月10日 長野県白馬村

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フォトエッセイ(野の花365日のヤナギランより)
どこか日本の野草らしくないたたずまいだが,なるほど北半球に広く分布する植物である。イギリスでは高速道路の法面や古城の堀に生えていたのを見かけたし,ロシアでは亜高山の針葉樹林を切り開いた荒地で見た。この写真は,そのときの1カットである。
日本の自生地は,高原地帯に限られている。美ヶ原や蓼科ではシンボル的な存在だが,実は自然豊かなところというよりも,少し荒れ気味のところに群生する。むろん,さまざまな要因で完全な自然状態でもヤナギランの生育に適した場所ができることもあるが,見事に群生しているようなところは,たいていスキー場や山火事の跡などである。
英名は火事の雑草を意味するFireweedだ。

【ひとくちメモ】
本州中部のものを,変種ウスゲヤナギランとして区別する見解もある。

ヤナギランと同じ属の仲間(アカバナ属)
アカバナ
  ヒメアカバナ
  ミヤマアカバナ
  トダイアカバナ
  オオアカバナ
 
ヤナギランと同じ科の仲間(アカバナ科)
メマツヨイグサ
  ヒレタゴボウ
  チョウジタデ
  コマツヨイグサ
  ヒルザキツキミソウ
  マツヨイグサ
  ウシタキソウ
  タニタデ
  ミズタマソウ
  オオマツヨイグサ
  ミヤマタニタデ
  キダチキンバイ
 

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