タカネイブキボウフウ【植物検索・撮れたてドットコム】

タカネイブキボウフウ

Libanotis ugoensis var. alpicola
イブキボウフウ属
ENG=セリ科 Umbelliferae
APG=セリ科 Apiaceae/Umbelliferae

植物検索のトップページへ

INDEX > 双子葉植物離弁花類 > セリ科 > イブキボウフウ属 > タカネイブキボウフウ

タカネイブキボウフウ 拡大画面へ

タカネイブキボウフウは,高山の礫地や乾いた草地に生える多年草。イブキボウフウの高山型で,従来,品種に位置づける説が有力だったが近年発表されたふたつの見解ではいずれも変種ランクに格上げされている。
イブキボウフウに比べて草丈が低いことだけでなく,萼筒や分果の表面に毛が多く,小総苞片の数もイブキボウフウの5-6個に比べて10個内外と多く,イブキボウフウでは花柄に比べて明瞭に短いのに対して,本変種ではほぼ同長かわずかに短い。また,花序の直径は,イブキボウフウは6cmほど,本変種は10cmほどになる。
さらに,北アルプス以外に生えるものを,ケタカネイブキボウフウf. akaishiaolina Yamazaki, in J. Jpn. Bot. 76: 275-281 (2001).としてわける説もある。基本品種に比べて萼筒や分果にさらに毛が多い。



【カレンダー・草木暦2025】

いがりまさし作品集




【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】

本格運用開始!


【げんのしょうこ花色リレー】
全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう!


タカネイブキボウフウ タカネナデシコ,ミネウスユキソウ,タカネコウリンカなども見える
 1999年8月25日 長野県南アルプス alt.=2615m

【漢字名】高嶺伊吹防風 【別名】タカネイブキボオフウ
【花期】7 8月 【分布】本州(中部) 【草丈】足首 すね
【環境】高山・亜高山,岩場・礫地


もっとくわしく⇒  総合  拡大  詳細  比較  変異  群落  索引  検索  English 


Y listのタカネイブキボウフウ関連ページへ

図鑑jpのタカネイブキボウフウ関連ページへ

タカネイブキボウフウと同じ属の仲間(イブキボウフウ属)
イブキボウフウ
  ハマイブキボウフウ
 
タカネイブキボウフウと同じ科の仲間(セリ科)
シャク
  ツボクサ
  セリ
  ヤブジラミ
  オヤブジラミ
  ノダケ
  ハマウド
  シラネセンキュウ
  シシウド
  セントウソウ
  ハマゼリ
  ミツバ
  ノラニンジン
  ハマボウフウ
  オオチドメ
  ヤブニンジン
  ヤマゼリ
  ウマノミツバ
  カノツメソウ
  アマニュウ
  オオバセンキュウ
  エゾニュウ
  マツバゼリ
  ホタルサイコ
  ドクゼリ
  エゾノシシウド
  ミヤマゼンコ
  ミヤマセンキュウ
  オオハナウド
  ハナウド
  オオバチドメ
  ヒメチドメ
  ボタンボウフウ
  カワラボウフウ
  オオカサモチ
  イワセントウソウ
  ムカゴニンジン
  シラネニンジン
  イブキゼリモドキ
  エゾボウフウ
  ミヤマトウキ
  ヒメノダケ
  イワニンジン
  コガネサイコ
  ミシマサイコ
  セリモドキ
  タニミツバ
  ヌマゼリ
  ミヤマウイキョウ
  エキサイゼリ
  レブンサイコ
  シムラニンジン
  ヒメウマノミツバ
 

このページへのダイレクトリンク歓迎です


メールアドレスを登録すると、全機能が使えるようになり、
撮れたてドットコムからさまざまな情報を受け取れます。
【いますぐ登録】