ヤマイワカガミは,山地のやや乾いたところに生える多年草。本州中部の太平洋側の山地に分布する。イワカガミ属の仲間は,大きく分けると高山や日本海側に多いイワカガミの仲間と,太平洋側に多いヒメイワカガミの仲間に分けられる。ヤマイワカガミはヒメイワカガミの仲間に入り,葉の側脈が直線的で基部に集まることがないのが特徴のひとつ。基準変種のヒメイワカガミなどとは,葉の鋸歯の状態で見わけることができる。本変種は,葉縁の基部近くまで鋸歯があるが,ヒメイワカガミは基部近くに鋸歯はない。またヒメイワカガミの葉裏は淡緑色であるのに対して,ヤマイワカガミでは紛白色を帯びる。変種のナンカイイワカガミは鋸歯の数が3-6対と少なく(本変種では10-19対),葉の先端がとがる。東海地方から和歌山県に分布する。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! ヤマイワカガミ 1988年5月5日 愛知県北設楽郡津具村 【漢字名】山岩鏡 【花期】4 5月 【分布】本州(関東,中部) 【草丈】足首以下 足首【環境】山地・低山,森林・林縁,岩場・礫地
ヤマイワカガミ 1988年5月5日 愛知県北設楽郡津具村
【漢字名】山岩鏡 【花期】4 5月 【分布】本州(関東,中部) 【草丈】足首以下 足首【環境】山地・低山,森林・林縁,岩場・礫地