コナスビ【植物検索・撮れたてドットコム】

コナスビ

Lysimachia japonica
オカトラノオ属
ENG=サクラソウ科 Primulaceae
APG=サクラソウ科 Primulaceae

植物検索のトップページへ


コナスビ 拡大画面へ

コナスビは,田の畦や林の中など少し湿り気があればさまざまなところに生える多年草。石灰岩地帯では岩場に生えているものも見かける。
よく似た種がいくつかあるが,どれも分布が限られているものばかり。そのうち,比較的個体数が多いのは,ミヤマコナスビで花が大きく萼裂片の先がとがらない。生えるのは山地に限られ,田の畦で見かけることはない。


【カレンダー・草木暦2025】

いがりまさし作品集




【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】

本格運用開始!


【げんのしょうこ花色リレー】
全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう!


コナスビ 1998年6月12日 滋賀県伊吹山

【漢字名】小茄子
【花期】5 7月 【分布】日本全土 【草丈】足首以下 足首
【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁,原野・草原


もっとくわしく⇒  総合  拡大  詳細  比較  変異  群落  索引  検索  English 


Y listのコナスビ関連ページへ

図鑑jpのコナスビ関連ページへ

フォトエッセイ(野の花365日のコナスビより)
田んぼのあぜでも山の中でもいたるところで目にする植物であるが,意外になじみがない人も多いのではないだろうか。
春先には小さな花が多いので,地面にへばりつくような花も良く目につくが,コナスビが咲く梅雨時になると,目線がもう少し高いところばかりにおかれるせいかもしれない。見つけられたとしても,たいていは半分ぐらい人に踏まれた情けない姿になっていることも多い。そんなところによく生えている。
ミヤマコナスビヘッカコナスビ,オニコナスビ,ヒメコナスビ,アマミコナスビなど,同属の植物は九州や南の島に多いが,ミヤマコナスビをのぞけば,どれも第一級のレッドデータ種である。

【ひとくちメモ】
和名の由来は果実がなすに似ているところから。

【見わけ方】
ミヤマコナスビコナスビに比べて花が大きく,葉が楕円形で,萼裂片の先はとがらない。紀伊半島,四国,九州に分布する。

コナスビと同じ属の仲間(オカトラノオ属)
オカトラノオ
  ハマボッス
  ギンレイカ
  ヌマトラノオ
  クサレダマ
  ミヤマコナスビ
  ヤナギトラノオ
  ヘツカコナスビ
 
コナスビと同じ科の仲間(サクラソウ科)
クリンソウ
  リュウキュウコザクラ
  サクラソウモドキ
  エゾコザクラ
  ハクサンコザクラ
  ヒダカイワザクラ
  オオサクラソウ
  エゾオオサクラソウ
  ユキワリソウ
  ユキワリコザクラ
  ヒナザクラ
  コイワザクラ
  サクラソウ
  ソラチコザクラ
  シナノコザクラ
  ハイハマボッス
  ツマトリソウ
  テシオコザクラ
 

このページへのダイレクトリンク歓迎です


メールアドレスを登録すると、全機能が使えるようになり、
撮れたてドットコムからさまざまな情報を受け取れます。
【いますぐ登録】