シナノコザクラは,岩場に生えるサクラソウの仲間。本州の岩場に咲くサクラソウ属のなかで,葉が円形のものはイワザクラの系統とコイワザクラの系統に分かれるが,シナノコザクラはイワザクラの変種。葉の表面に毛がないのがイワザクラの系統の特徴。基準変種のイワザクラは,三重県,紀伊半島や四国,九州に見られるが,シナノコザクラは南アルプス周辺の亜高山帯に見られる。イワザクラのさく果がまっすぐで長いのに対して,シナノコザクラのさく果は短くて曲がっている。イワザクラとともに,石灰岩地帯に多い。多年草。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! シナノコザクラ 2000年4月27日 長野県下伊那郡大鹿村 alt.=1548m 【漢字名】信濃小桜 【別名】カマナシコザクラ 【花期】4 6月 【分布】本州(関東,中部) 【草丈】足首以下 足首【環境】山地・低山,岩場・礫地
シナノコザクラ 2000年4月27日 長野県下伊那郡大鹿村 alt.=1548m
【漢字名】信濃小桜 【別名】カマナシコザクラ 【花期】4 6月 【分布】本州(関東,中部) 【草丈】足首以下 足首【環境】山地・低山,岩場・礫地