サワギキョウ【植物検索・撮れたてドットコム】

サワギキョウ

Lobelia sessilifolia
ミゾカクシ属
ENG=キキョウ科 Campanulaceae
APG=キキョウ科 Campanulaceae

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サワギキョウ 拡大画面へ

サワギキョウは,秋風が立つ頃,湿原を彩る多年草。
亜高山の高層湿原で見かけることが多いが,低地の湿地に生えていることもある。
識別に戸惑うような似た植物はほとんどない。同じ属の植物には,田のあぜなどに生えるミゾカクシがある。


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サワギキョウ 2003年8月16日 福島県尾瀬沼 alt.=1742m

【漢字名】沢桔梗
【花期】8 9月 【分布】北海道・本州・四国・九州 【草丈】すね 腰
【環境】山地・低山,高山・亜高山,原野・草原,湿地・池沼


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フォトエッセイ(野の花365日のサワギキョウより)
「秋を告げる花」のイメージが強い。北海道や本州中部の高原地帯では8月に花盛りだが,低地では9月に入ってから咲く。なにより,鮮やかな青紫色が秋のイメージにふさわしいからだろう。
最初に見たのは子供のころ,市内にある葦毛湿原だった。その頃は,たくさん咲いていたものだが,最近ではほとんど見られなくなってしまった。盗掘というより,湿原の環境の変化が主要因のようだ。
また,別の湿地では,個体はけっこうあるのに,なかなか花が見られない。どうやら,つぼみのときに花を食べてしまう昆虫がいるようである。
いずれにしても,この花を見ると,涼しげな空気を思い出す。日中は残暑が厳しくとも,朝夕の空気は確かに秋の色である。

サワギキョウと同じ属の仲間(ミゾカクシ属)
掲載種はありません。
サワギキョウと同じ科の仲間(キキョウ科)
ツリガネニンジン
  ヤマホタルブクロ
  ソバナ
  サイヨウシャジン
  タニギキョウ
  イワシャジン
  ハクサンシャジン
  バアソブ
 

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