ヤマジノギクは,日当たりのよい草原に生える大型の野菊。ノコンギクやヨメナに似ているが,頭花はひとまわり大きく,草丈も高くなることが多い。総苞片が細長く先が尖るのも,顕著な特徴。普通,冠毛は舌状花のものが短く,筒状花のものが長い。(異冠毛)すべてが長い長冠毛のノコンギクや,すべてが短い短冠毛のヨメナと,この点で識別できる。しかし,大陸でのヤマジノギクは常に異冠毛とは限らず,長冠毛の集団もある。また,国内でも限られた地域で長冠毛の個体群が見つかることもある。普通2年草で,1年目はロゼットで過ごし,2年目に花をつけ実を結ぶと枯れてしまう。 Amazon.co.jp ウィジェット 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! ヤマジノギク 2003年10月30日 福岡県北九州市小倉南区 alt.=444m 【漢字名】山路野菊 【別名】アレノノギク 【花期】9 11月 【分布】本州(東北,中部,近畿,中国)・四国・九州 【草丈】ひざ 目【環境】人里・田畑,山地・低山,原野・草原,岩場・礫地 ヤマジノギク 頭花。野菊のなかでは大きめでよく目立つ(福岡県北九州市小倉南区)(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 総苞片は細長い(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 頭花断面(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 筒状花(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク そう果の冠毛は赤紫褐色になるのが標準(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 冠毛が白っぽいものも少なくない(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 頭果断面。筒状花の冠毛は長く,舌状花のものは短い(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 花床(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 茎には粗い毛が生える(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 茎葉。細長いへら形(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 葉表(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 葉裏(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 頭花(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 小花。普通異冠毛(福岡県北九州市小倉南区) ヤマジノギク 2003年10月30日 福岡県北九州市小倉南区 alt.=444m
ヤマジノギク 2003年10月30日 福岡県北九州市小倉南区 alt.=444m
【漢字名】山路野菊 【別名】アレノノギク 【花期】9 11月 【分布】本州(東北,中部,近畿,中国)・四国・九州 【草丈】ひざ 目【環境】人里・田畑,山地・低山,原野・草原,岩場・礫地