ホソバナコバイモは,コバイモの仲間で花が細い釣鐘形のものは,トサコバイモかホソバナコバイモであると考えてよい。トサコバイモは雄しべの葯が黒色なので,白いホソバナコバイモと識別できる。ホソバナコバイモは中国地方と九州に生える。 ホソバナコバイモを撮る 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! ホソバナコバイモ 2004年4月4日 福岡県田川郡 alt.=883m 【漢字名】細花小貝母 【花期】3 4月 【分布】本州(中国)・九州 【草丈】足首【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁 ホソバナコバイモ 花はほっそりした釣鐘形(福岡県田川郡) ホソバナコバイモ 葯は白色(福岡県田川郡) ホソバナコバイモ 花の内部(福岡県田川郡) ホソバナコバイモ 柱頭(福岡県田川郡) ホソバナコバイモ 茎葉は細長い(福岡県田川郡) ホソバナコバイモ 根生葉(福岡県田川郡) ホソバナコバイモ 2004年4月4日 福岡県田川郡 alt.=883m もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのホソバナコバイモ関連ページへ 図鑑jpのホソバナコバイモ関連ページへ フォトエッセイ(野の花365日のホソバナコバイモより) 中国地方と九州にだけ分布するコバイモの仲間。中部以東に住むものにとっては,エキゾチックといっても大げさではない植物だ。コバイモの仲間はどれもそうだが,どこにでも生えているというようなものではない上に,花期が早いので,ほかの植物のついでに見ようと甘い考えでいると,花の終わったものばかりを見ることになる。写真は,オオマルバノコンロンソウを見に行ったときに写したもの。こちらも花期の早い植物だが,ホソバナコバイモはもう少し前だった。何とか咲いてはいるが,おおかたの個体はすでに花被片を落としていた。 【ひとくちメモ】日本のコバイモはホソバナコバイモ以外すべて,「トサ」「イズモ」「ミノ」「カイ」「コシノ」「アワ」と,地方を意味する和名がつくが,本種だけは地方の名前がつかない。 【見わけ方】葉も花も細い。同じような形のものに,トサコバイモがある。葯の色はトサコバイモは黒紫褐色,ホソバナコバイモは黄白色なので識別できる。ホソバナコバイモは中国地方と九州,トサコバイモは四国と九州に分布する。 ホソバナコバイモと同じ属の仲間(バイモ属) ミノコバイモ アワコバイモ コシノコバイモ トサコバイモ イズモコバイモ ホソバナコバイモと同じ科の仲間(ユリ科) ヤブカンゾウ タカサゴユリ ヤブラン ムスカリ ジャノヒゲ ツルボ サルトリイバラ ホウチャクソウ チゴユリ ショウジョウバカマ ノカンゾウ ウバユリ オオウバユリ オニユリ オオバジャノヒゲ ヤマホトトギス エンレイソウ ネバリノギラン アサツキ ヤマラッキョウ ギョウジャニンニク シライトソウ カタクリ キバナノアマナ ツクシショウジョウバカマ エゾキスゲ ニッコウキスゲ コバギボウシ ヤマユリ ササユリ コオニユリ スカシユリ エゾスカシユリ マイヅルソウ キンコウカ クルマバツクバネソウ ヒメイズイ オオバタケシマラン タケシマラン ヤマジノホトトギス タマガワホトトギス オオバナノエンレイソウ ミヤマエンレイソウ アマナ アオヤギソウ シュロソウ ヒメニラ オオチゴユリ クロユリ イワギボウシ ミズギボウシ テッポウユリ クルマユリ ヤマトユキザサ ヒロハユキザサ イワショウブ チャボホトトギス ヒロハノアマナ ヒメエゾネギ ヒメアマナ ヒメショウジョウバカマ オゼソウ Copyright (C) 2001-2024 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 1.Feb.2008 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】 このページへのダイレクトリンク歓迎です メールアドレスを登録すると、全機能が使えるようになり、撮れたてドットコムからさまざまな情報を受け取れます。【いますぐ登録】
ホソバナコバイモ 2004年4月4日 福岡県田川郡 alt.=883m
【漢字名】細花小貝母 【花期】3 4月 【分布】本州(中国)・九州 【草丈】足首【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁