マイヅルテンナンショウは,葉の形が鶴が羽根を広げたところに似ているので,この名がある。湿った草地に生えるテンナンショウ属の仲間。花序の付属体が長く上に向かって伸びるのが特徴。同じように付属体が長いものにウラシマソウがあるが,ウラシマソウの場合は釣り糸のように垂れるが,マイヅルテンナンショウは直立する。テンナンショウ属の多くは雌雄異株だが,マイヅルテンナンショウは雄性個体と両性個体しかなく,雌性個体は知られていない。両性個体は花序の下のほうに雌花,上のほうに雄花がつくという。日本では岩手県から鹿児島県まで分布するが個体数は少なく絶滅に瀕している。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! マイヅルテンナンショウ 2003年5月26日 茨城県水海道市 alt.=16m 【漢字名】舞鶴天南星 【花期】5 6月 【分布】本州(東北,関東,中国)・四国・九州 【草丈】ひざ 腰【環境】人里・田畑,河原・渓流,原野・草原,湿地・池沼 マイヅルテンナンショウ 仏炎苞。付属体が長くて上を向いて伸びるのが特徴(茨城県水海道市) マイヅルテンナンショウ 雄花序断面(茨城県水海道市) マイヅルテンナンショウ 雄花(茨城県水海道市) マイヅルテンナンショウ 葉は鶴が羽根をひろげたような形なのでこの名がある(茨城県水海道市) マイヅルテンナンショウ 葉表(茨城県水海道市) マイヅルテンナンショウ 葉裏(茨城県水海道市) マイヅルテンナンショウ 茎(茨城県水海道市) もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのマイヅルテンナンショウ関連ページへ 図鑑jpのマイヅルテンナンショウ関連ページへ マイヅルテンナンショウと同じ属の仲間(テンナンショウ属) マムシグサ ヒロハテンナンショウ オオマムシグサ ウラシマソウ ミミガタテンナンショウ ムサシアブミ ヒトヨシテンナンショウ ユキモチソウ ミツバテンナンショウ スルガテンナンショウ マイヅルテンナンショウと同じ科の仲間(サトイモ科) クワズイモ ミズバショウ ザゼンソウ カミコウチテンナンショウ Copyright (C) 2001-2024 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 28.Jan.2008 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】
マイヅルテンナンショウ 2003年5月26日 茨城県水海道市 alt.=16m
【漢字名】舞鶴天南星 【花期】5 6月 【分布】本州(東北,関東,中国)・四国・九州 【草丈】ひざ 腰【環境】人里・田畑,河原・渓流,原野・草原,湿地・池沼