トクサラン【植物検索・撮れたてドットコム】

トクサラン

Calanthe gracilis var. venusta
エビネ属
ENG=ラン科 Orchidaceae
APG=ラン科 Orchidaceae

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トクサランは,繊細なエビネの一種。九州南部以南に自生し,南西諸島では比較的よく見かけるラン。照葉樹林の湿り気のある林の下に生える。葉をつける茎と花柄は地上で分岐するのが特徴のひとつ。晩秋から初冬に花を咲かせる。和名は葉が落ちた茎をトクサに見立てたものといわれる。


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トクサラン 2002年12月11日 沖縄県八重山郡竹富町西表島 alt.=237m

【漢字名】木賊蘭
【花期】11 12月 【分布】九州・沖縄 【草丈】すね 腰
【環境】山地・低山,森林・林縁


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トクサラン 花序(沖縄県八重山郡竹富町西表島) トクサラン 花正面(沖縄県八重山郡竹富町西表島) トクサラン 花側面(沖縄県八重山郡竹富町西表島) トクサラン 花柄は地上で葉のつく茎から分岐する(沖縄県八重山郡竹富町西表島) トクサラン 鱗片葉(沖縄県八重山郡竹富町西表島) トクサラン 葉は数枚が扇形に出る。ショウガの仲間とまちがえそう(沖縄県八重山郡竹富町西表島) トクサラン 葉質(沖縄県八重山郡竹富町西表島)

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フォトエッセイ(野の花365日のトクサランより)
10月にタイワンエビネを見かけた道を歩いてみたら,今度はこのランが点々と咲いていた。茎がトクサに似ているのでトクサランという名がついた。
西表島ではこのランは決してめずらしいものではなく,少し湿り気のある林があれば,必ずといっていいほど咲いていた。
ジャングルの林床は,夏も冬もほのかに暗いが,このランが何本か咲いていると,その周辺は行灯を焚いたように明るく感じる。

トクサランと同じ属の仲間(エビネ属)
エビネ
  キエビネ
  サルメンエビネ
  タイワンエビネ
 
トクサランと同じ科の仲間(ラン科)
ネジバナ
  シュンラン
  ノビネチドリ
  テガタチドリ
  コフタバラン
  ハクサンチドリ
  コケイラン
  ミズチドリ
  シラン
  アオチドリ
  ツチアケビ
  アケボノシュスラン
  リュウキュウサギソウ
  ニョホウチドリ
  ヤマサギソウ
  ガッサンチドリ
  ホソバノキソチドリ
  トキソウ
  キバナシュスラン
  ヒメホテイラン
  サワラン
  コウトウシラン
 

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