ヤマサギソウ【植物検索・撮れたてドットコム】

ヤマサギソウ

Platanthera mandarinorum var. brachycentron
ツレサギソウ属
ENG=ラン科 Orchidaceae
APG=ラン科 Orchidaceae

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ヤマサギソウは,日当たりのよい湿り気のある草地に生えるラン科の多年草。
種類の多いラン科の中でもツレサギソウ属は識別が難しい。どれも似たような淡黄緑色の花をつけるが,ヤマサギソウは長くて湾曲した距が識別のポイントになる。花を正面から見た形が,流氷の海の生物クリオネに似ているということで,「草原のクリオネ」と呼ぶ人もいる。
変異の多い種で,特に距が20mm以上と長い基本種ハシナガヤマサギソウや距が上を向くマイサギソウなど,多くの変種が区別されている。
よく似たタカネサギソウは,全体に丈が低くてがっしりした感じで,花や鱗片葉の数が少ない。高山の草地に生える。



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ヤマサギソウ 2003年7月6日 群馬県尾瀬ヶ原 alt.=1402m

【漢字名】山鷺草
【花期】5 7月 【分布】北海道・本州・四国・九州 【草丈】足首 すね
【環境】山地・低山,原野・草原,湿地・池沼


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ヤマサギソウ 花正面。「草原のクリオネ」と呼ぶ人もいる(群馬県尾瀬ヶ原) ヤマサギソウ 花側面。距が長くて湾曲するのがひとつの特徴(群馬県尾瀬ヶ原) ヤマサギソウ 茎葉(群馬県尾瀬ヶ原)

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