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| 絞り込んで撮るf16技法とは | カテゴリー技術 | レベル初級 | 
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| マルバスミレ 大分県九重町 2011/04/17 | 
| 中途半端なボケを作らないのがコツ | 
| スミレなど小さな野草一株を撮影する場合、基本となるのは中望遠レンズでバックをボカす撮り方ですが、もうひとつ、標準域のレンズを使って、全体にピントを合わせる方法があります。 作例の場合は、花の位置がばらばらなので、水平から撮影したのではボケの目立つ写真になってしまいます。そこで、標準ズームの50mm付近で、絞り込んで撮影しています。バックをボカす場合と異なるのは、カメラの位置を少し斜めにすること。すなわち、地面に対して平行ではなく、45度くらいの角度でねらうのがコツです。水平からねらって絞りを絞り込むと、中途半端なボケができてうるさい画面になりがちです。 また、地面がシンプルで花がまぎれないことも被写体の条件の一つ。 絞り込むのは、フルサイズ機の場合f16、APSならf11で十分。それ以上絞り込むと、かえってピントが悪くなることがあります。 | 
| フィールドでいがりまさしが直接指導 | 
| この撮影に適しているのは標準レンズ。標準ズームでもよいですが、こだわる向きには、標準マクロをすすめます。 | 
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