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美しいボケの条件
カテゴリー技術
レベル初級

ヒメコウゾ 静岡県富士宮市 2009/04/14
Canon EOS 50D 180 (mm) iso=320 1/80 秒 F4.5 補正=-0.67 (EV) 絞り優先AE

絞りを開ければ必ずボケるか?

「美しいボケを作るには?」と問われたら、「絞りを開けることです」という回答をする人が多いです。むろん、まちがいではないのですが、いくら絞りを開けても美しいボケのならない条件もあります。むしろ一番大事なのは、美しくボケる背景を選ぶことでしょう。
一番大切なのは、被写体と離れていること。小さな野草を撮るとき、野草の目の高さにカメラをセットするのは、自然と背景が離れるという要素も見逃せません。
そして、被写体が小さければ小さいほど、バックはボケます。レンズが長ければ長いほど、ボケは大きくなります。ということは、小さい被写体は短いレンズでもバックがボケてくれますが、大きな被写体ほど、長いレンズでないとバックがボケないということです。
ユリのような大きな花を撮るときには、あえて、望遠レンズを使うことが多いのはこのためです。

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