いがりまさし野の花撮影術 | 記事一覧に戻る |
美しいボケの条件
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カテゴリー技術
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レベル初級
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ヒメコウゾ 静岡県富士宮市 2009/04/14 |
絞りを開ければ必ずボケるか? |
「美しいボケを作るには?」と問われたら、「絞りを開けることです」という回答をする人が多いです。むろん、まちがいではないのですが、いくら絞りを開けても美しいボケのならない条件もあります。むしろ一番大事なのは、美しくボケる背景を選ぶことでしょう。 一番大切なのは、被写体と離れていること。小さな野草を撮るとき、野草の目の高さにカメラをセットするのは、自然と背景が離れるという要素も見逃せません。 そして、被写体が小さければ小さいほど、バックはボケます。レンズが長ければ長いほど、ボケは大きくなります。ということは、小さい被写体は短いレンズでもバックがボケてくれますが、大きな被写体ほど、長いレンズでないとバックがボケないということです。 ユリのような大きな花を撮るときには、あえて、望遠レンズを使うことが多いのはこのためです。 |
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