黄色のスミレ基本3種

Yellow Violas Basic

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黄色のスミレのうち,最も基本となる3種をまとめてある。この3種のちがいを頭にたたきこんでおくと,細かい変種のちがいも理解しやすい。


キスミレ
Viola orientalis

オオバキスミレ
Viola brevistipulata

キバナノコマノツメ
Viola biflora


花正面

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花正面
花側面

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花側面

唇弁が小さく,上弁と側弁は上を向くことはない。萼片の付属体は明瞭。
唇弁が小さく,上弁と側弁は上を向くことはない。萼片の付属体ははっきりしない。
唇弁は比較的多く黄,上弁と側弁が上向きになる。萼片の付属体ははっきりしない。

花中心

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花中心

側弁の内側に突起毛があり,柱頭の両側面には長い毛がある。柱頭はしゅもく形。
側弁の内側に突起毛があり,柱頭の両側面には突起毛状の短い毛がある。柱頭はしゅもく形。
側弁の内側と柱頭は無毛。柱頭の先はY字形にわかれる。


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心形〜三角状心形で,やわらかく明るい緑色。両面にやわらかい毛があり,光沢はない。先が尾状になることはない。
心形〜三角状心形。光沢のある緑色。有毛状態は多様。先が尾状になることも多い。
腎形〜円形。光沢はない。

関連する種
日本産は本種1種だけ。
本種は,多くの亜種変種にわけられている。大きくは,一番下の茎葉が離れてつく狭義のオオバキスミレの仲間と,茎葉が輪生するエゾキスミレの仲間にわけられる。
本種のほか,近縁のものとしては,広義のタカネスミレがある。タカネスミレはさらに4つの亜種にわけられる。
関連する種

キスミレ
Viola orientalis

オオバキスミレ
Viola brevistipulata

キバナノコマノツメ
Viola biflora


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