ホーム > 野の花365日 > その日の花 11月8日 チョウセンノギク
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チョウセンノギク (キク科) Chrysanthemum zawadskii var. latilobum |
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イワギクの仲間は最初にロシアの中部のものに名前がつけられた。日本のものはその分布の東端にあたる。 いくつかの分類が提起されているが,変異が激しく分布が広いこともあって,分類は難しいようだ。 日本では隔離分布しているので,それぞれのものにさまざまな名前がつけられた。ピレオギク,エゾノソナレギク,チョウセンノギクなども,すべてイワギクの仲間である。 最近では,長崎県と鹿児島県に自生する比較的葉の切れこみの浅いものを変種チョウセンノギク,そのほかをイワギクとする説が一般的だ。 また,自生しているものとは別に,道路の法面用の吹き付け種子に混じって,大陸から帰化しているものもあり,遺伝子汚染が危惧されている。 |
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