ホーム > 野の花365日 > その日の花 12月4日 アシズリノジギク
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アシズリノジギク (キク科) Chrysanthemum occidentali-japonense var. ashizuriense |
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ノジギクの自生地の中でも,もっとも個体数が多く,荒々しい海岸の景観とともにスケールの大きいのが足摺岬周辺である。 このあたりのものは,葉が厚く,葉の表から見ても縁に裏面の白色が縁どりのように見えることで,アシズリノジギクという変種として名前がつけられている。 足摺岬に限るというわけではなく,足摺から西にはこの型が多く,一部は九州にも存在するといわれている。しかし,ノジギクとの境界線がはっきりしない個体も多い。 花期は遅く,ピークは晩秋というよりも初冬,12月になってから盛りとなる年が多い。 |
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