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3月31日[今日の暦]

 
   タチシオデ (ユリ科) Smilax nipponica

白馬でペンションをやっているFさんを訪ねたとき
「なんだとおもう?マヨネーズで食べてごらん」
と出してくれた一皿がある。
「アスパラガス...?」
いや,味も食感もアスパラガスそっくりだが,それならそんなこと聞くはずはない。それが,タチシオデを食べた最初だった。
考えてみればアスパラガスもタチシオデも同じユリ科である。
このあと,蔓を伸ばしてあまり華やかとはいえない球形の花序を作る。この時期になるとこの植物にあまり目を向ける人はいない。むろん,食べるのにも適さない。
近縁のシオデも同じように食べられる。むしろ東北地方などではシオデの方が一般的だろう。山菜としては「ひでこ」と呼ばれる。「シオデ」がなまったものといわれるが本当だろうか。
もうちょっと艶っぽい話でも秘められていないものかと,ちょっと気になる。

【見わけ方】
シオデはそっくりで山菜としては区別する必要はないようだ。タチシオデでは,雄花の花被片は反りかえらないが,シオデでは反りかえる。

【ひとくちメモ】
当サイトではユリ科として扱っているが,Smilaxシオデ属(サルトリイバラ属)を含むシオデ亜科をSmilacaeaeシオデ科として独立させる見解もある。
1998年5月9日 長野県上水内郡
ペンタックスZ-1P タムロンSP90mmF2.8 f5.6 絞り優先オート(+0.3) フジクローム・プロビア100


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