タチキランソウは,キランソウによく似た植物だが,花冠の上唇が大きく2裂する点に着目すれば迷うことはない。名のとおり茎がやや立ち上がることもあるが,環境条件によって一定しない。日当たりのよいところに生えたものは,キランソウとほぼ同じように匍匐する。キランソウよりも日陰に生える傾向が多く,また,キランソウが人里から山地まで分布するのに対して,タチキランソウを見かけるのはまず人里からやや離れた山中である。細かく見ると,葉の形や毛の状態にもちがいがある。分布は関東地方から東海地方に限られるが,分布域内ではめずらしいものではない。多年草。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! タチキランソウ 2003年5月3日 静岡県周智郡春野町 alt.=679m 【漢字名】立金瘡小草 【花期】4 5月 【分布】本州(関東,中部) 【草丈】足首以下 足首【環境】山地・低山,森林・林縁
タチキランソウ 2003年5月3日 静岡県周智郡春野町 alt.=679m
【漢字名】立金瘡小草 【花期】4 5月 【分布】本州(関東,中部) 【草丈】足首以下 足首【環境】山地・低山,森林・林縁