ホーム > 野の花365日 > その日の花 5月5日 エゴノキ
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エゴノキ (エゴノキ科) Styrax japonicus |
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近くの雑木林で拾ってきたエゴノキの種子をまいてみた。 いくつかは1-2週間で芽が出て,数か月で枝を伸ばし始めた。庭に植えてシャンデリアのような花を楽しもうというのがねらいだ。 庭の一番日当たりのよいところに,3本を植え,周囲から絡みつくノブドウやヘクソカズラを時々整理してやった。 一方,同じ時にまいた苗を義母が一鉢持っていった,そこしか空いてないからといって,北側の日当たりの悪いところに植えた。 その日当たりの悪い義母のところのものは,定植した直後からどんどん大きくなる。しかし,一等地に植えたはずの私のところのものはなかなか大きくならない。2年ほどたった頃,義母のところでは枝が天を仰いでいるというのにまだやっとひざぐらいだった。鳥の糞からひとり生えしたセンダンやヤマグワも,ゆうゆう背たけほどになっているというのに, エゴノキは,森の中では沢沿いの環境に多い。日当たりよりも保湿の方がエゴノキにとって重要だということだろうか。 しかし,その成長の遅いわが家のエゴノキも,3年目には花をつけるようになり,7年目になる今年は,ぼちぼち庭木らしいたたずまいになってきた。 【ひとくちメモ】エゴノキの実はサポニンという毒成分を含み,これを川に流して魚を採る漁法がある。 |
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