ホーム > 野の花365日 > その日の花 5月6日 ジャケツイバラ
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ジャケツイバラ (マメ科) Caesalpinia decapetala var. japonica |
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低地では緑が濃くなりハルゼミの声が聞こえてくる。暖かいというより,日中は少し活動すれば汗をぬぐわなければならない。 この頃になると春も爛漫というより,ちょっと間延びした感じになり,低地では早春の頃のように何を撮っても春を実感するという高揚感がなくなる。被写体のバックも緑ばかりで変化がつけにくい。 そんな頃,やぶにからまって花をつけるのがこのジャケツイバラだ。枝はいかつい刺だらけで,あやまってこのやぶに倒れこもうものなら,全身が傷だらけになるだろう。 しかし,花はご覧のようになかなか個性的にして可憐だ。 バラの名前がついているが,それは刺をもつことを意味しているだけで,植物学的にはマメ科の仲間である。 |
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