ホーム > 野の花365日 > その日の花  7月16日  ミヤマダイコンソウ
  
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| ミヤマダイコンソウ (バラ科) Geum calthaefolium var. nipponicum | 
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| 高山植物には黄色の似た花が多く,最初のうちは識別が難しい。 主なものでは,ミヤマキンポウゲ,シナノキンバイミヤマキンバイそして,このミヤマダイコンソウである。 ミヤマダイコンソウの特徴は,まず乾いた岩場に生えること。ミヤマキンポウゲやシナノキンバイは湿った草地に生える。 もうひとつは葉は正確には羽状複葉だが,側小葉が著しく小さいため,円形の単葉に見える。この点,イチゴの葉のようなミヤマキンバイと簡単に見わけることができる。 雪どけの早い岩場に咲くためもあり花期が早い。夏山シーズンには残花ばかりを見ることもあり少しまのびした印象があるが,まだ残雪が豊富な季節,岩場に咲きはじめた姿はやはり美しい。 【見わけ方】ダイコンソウの仲間には,低地の森林内にはダイコンソウ,草地にはオオダイコンソウ,北海道や亜高山の湿地周辺にはカラフトダイコンソウがある。 詳しくはダイコンソウの仲間(会員のみ)へ。  | 
  
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