サデクサは,ミゾソバに似ているが,ごく普通に見られるミゾソバに対して,やや稀な一年草。花は花時には白色だが果実期には赤くなる。ミゾソバとの識別ポイントは葉の形。双方ともほこ形ではあるが,サデクサの方顕著に細長い。また,茎の刺はミゾソバより鋭く,ママコノシリヌグイと同じように,茎を伸ばして半ばつる状になっていることもある。ママコノシリヌグイとは葉の形がちがうので識別できる。ママコノシリヌグイでは三角形だが,サデクサの葉は細長いほこ形。 【カレンダー・草木暦2025】いがりまさし作品集 【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】本格運用開始! 【げんのしょうこ花色リレー】全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう! サデクサ 果実期。花は花時には白い 2002年10月29日 宮崎県東臼杵郡北川町 alt.=15m 【別名】ミゾサデクサ 【花期】7 10月 【分布】本州・四国・九州 【草丈】すね 目【環境】人里・田畑,河原・渓流,原野・草原,湿地・池沼 サデクサ 頭花。すでに果実になっている。花時には萼は白い(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 花柄には腺毛と刺状の毛が生える(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 托葉鞘の上部は葉状に開き歯車のような鋸歯がある。裂片の先は糸状になる(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 茎には下向きの刺がある(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 葉は基部がほこ形に開く(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 葉柄には刺がある(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 葉裏の主脈上にも刺がある(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 葉表(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 葉裏。星状毛が密生する(宮崎県東臼杵郡北川町) サデクサ 種子は3稜形。小さなメモリが1mm(宮崎県東臼杵郡北川町)
サデクサ 果実期。花は花時には白い 2002年10月29日 宮崎県東臼杵郡北川町 alt.=15m
【別名】ミゾサデクサ 【花期】7 10月 【分布】本州・四国・九州 【草丈】すね 目【環境】人里・田畑,河原・渓流,原野・草原,湿地・池沼