|  
             
           
         
 
 ミゾソバは山地や里山の水辺に普通に見られる一年草。似た種類は多いが,多くの地域ではミゾソバがもっとも普通に見られる。花は紅紫色,または白色でコンペイトウのような花序を作る。葉は牛の顔をさかさまにしたようなほこ形で,左右対称の紫色の斑が入ることがある。
 次に普通に見られるのは,ママコノシリヌグイだが,これは茎の刺が鋭く,葉は三角形。ミゾソバは刺があるが微細で,葉はほこ形。
 イシミカワは,花は淡黄緑色で,葉は三角形。藍色の果実が目立つ。サデクサは,葉の形が細長いほこ形なので見わけがつく。
 
 
      
 
   
 
             
                | 
【漢字名】溝蕎麦 
【別名】ウシノヒタイ 【花期】7 11月  【分布】北海道・本州・四国・九州  【草丈】足首 ひざ
 【環境】人里・田畑,山地・低山,河原・渓流,原野・草原,湿地・池沼
 |  
        
           
          
| ミゾソバ  花序(愛知県鳳来町) | ミゾソバ  花(愛知県鳳来町) | ミゾソバ  花側面(愛知県鳳来町)(愛知県鳳来町) | ミゾソバ  葉は牛の顔をさかさまにしたようなほこ形(愛知県鳳来町) | ミゾソバ  葉表(愛知県鳳来町) | ミゾソバ  葉裏(愛知県鳳来町) | ミゾソバ  托葉鞘は上部が葉状に広がるものもある(愛知県鳳来町) |  
        
           
          
| ミゾソバ  上部が葉状にならない托葉鞘もある(愛知県鳳来町) | ミゾソバ  花柄には腺毛が生える(愛知県鳳来町) | ミゾソバ  茎には微細な刺がある(愛知県鳳来町) |  |  |  |  |   | 
 画像の上にポインタを乗せると拡大できます。下のボタンで倍率を切り替えられます。
 
  
    
      
  
  
  
  
 |   | 
 
 ミゾソバ ユウガギクなどとともに、休耕田を埋めるミゾソバの群落。秋の里山の代表的な野草のひとつ。 1998年9月29日 愛知県津具村  |  |