ミゾソバは山地や里山の水辺に普通に見られる一年草。似た種類は多いが,多くの地域ではミゾソバがもっとも普通に見られる。 花は紅紫色,または白色でコンペイトウのような花序を作る。葉は牛の顔をさかさまにしたようなほこ形で,左右対称の紫色の斑が入ることがある。 次に普通に見られるのは,ママコノシリヌグイだが,これは茎の刺が鋭く,葉は三角形。ミゾソバは刺があるが微細で,葉はほこ形。 イシミカワは,花は淡黄緑色で,葉は三角形。藍色の果実が目立つ。サデクサは,葉の形が細長いほこ形なので見わけがつく。
【カレンダー・草木暦2025】 いがりまさし作品集
【植物観察アプリ・万太郎フィールドノート】 本格運用開始!
【げんのしょうこ花色リレー】 全国のゲンノショウコの花色を一緒に調べましょう!
【漢字名】溝蕎麦
【別名】ウシノヒタイ
【花期】7 11月 【分布】北海道・本州・四国・九州 【草丈】足首 ひざ 【環境】人里・田畑,山地・低山,河原・渓流,原野・草原,湿地・池沼
|
ミゾソバ 花序(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 花(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 花側面(愛知県鳳来町)(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 葉は牛の顔をさかさまにしたようなほこ形(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 葉表(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 葉裏(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 托葉鞘は上部が葉状に広がるものもある(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 上部が葉状にならない托葉鞘もある(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 花柄には腺毛が生える(愛知県鳳来町) |
ミゾソバ 茎には微細な刺がある(愛知県鳳来町) |
|
|
|
|
ミゾソバ ユウガギクなどとともに、休耕田を埋めるミゾソバの群落。秋の里山の代表的な野草のひとつ。 1998年9月29日 愛知県津具村
|
|