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【漢字名】達磨菊
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ダルマギク 頭花(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 総苞(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク つぼみ(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 筒状花(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 茎葉1(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 茎葉2(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 根生葉1(福岡県糸島郡志賀町) |
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ダルマギク 根生葉2(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 茎(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 葉表(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 葉裏(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 小花(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 頭花(福岡県糸島郡志賀町) | ダルマギク 花床(福岡県糸島郡志賀町) |
ダルマギク 2014年11月6日 福岡県糸島市 |
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フォトエッセイ(野の花365日のダルマギクより) |
「この島に渡るとおもしろい植物がひとつある。Erigeron oharaeだ。日本にも分布しているはず」 地図を広げながらウラジオストクの植物学者Kozhevnikovはそう説明してくれた。しかし,Erigeron oharaeなどという学名は聞いたことがなかった。属名からしてアズマギクの仲間だが,日本の図鑑にはそんな植物は載っていない。いろいろ調べてAster spathulifolius,すなわちダルマギクのシノニム(異名)であることがわかった。 日本では島根県から西に分布するこの植物が,緯度から行けば北海道に匹敵する沿海州に分布するとはまったく予期せぬことだった。ヒゴシオンやツチグリ,キスミレなど,日本では中部以西にしか分布しない植物が沿海州に自生しているケースは少なくないが,ほとんどは草原性の植物で,地史からあるていど説明できる。 しかし,海岸の岩場に咲くダルマギクが同じような分布をしているのはなぜだろう。はたして単なる偶然だろうか。自然史のなぞはそう簡単には答えを与えてくれない。 |
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